はい。おきのすけです。
40代で初めての台湾・台北旅行記の第2弾をお送りします。
前回は5時間遅れでようやく台湾へたどり着いたおきのすけが、いよいよ台北のラビリンスと呼ばれる地下街に挑む! というところまでをレポートしました。
「はたして、おきのすけは台北のラビリンスを攻略し、宿泊先のホテルへ無事にたどり着くことができるのでしょうか⁉」
……なんて無駄に盛り上げようとしてみましたが、いきなり結論から言うと、無事にホテルへたどり着くことができました。
ただ、ホテルへたどり着くまでに少し苦戦したところもあるので、今回の記事が「パレデシンホテル(台北君品酒店)」への宿泊を予定・検討されている方の参考になれば幸いです。
👇台湾・台北旅行記の第1弾はコチラ。
目次
パレデシンホテル(台北君品酒店)とは
今回の台湾旅行でおきのすけが宿泊するのは「パレデシンホテル(台北君品酒店)」です。
台鉄・高鉄・MRT(淡水信義線・板南線)の台北駅のすぐ近くにあって、立地がバツグンなことで知られているホテルですね。
パレデシンホテルは、台湾観光局に5つ星ホテルとして認められているグレードの高いホテルです。
台湾のホテルとしては非常に格調が高いことから、「6つ星ホテル」とまで言われることもありますね。
パレデシンホテルは、Qスクエア(Q square:京站時尚廣場)という巨大なショッピングモールに併設されています。
Qスクエアの中にはレストランやフードコート、スーパーマーケットなどがあるので、旅行中の食事や買い物に便利です。1階にスタバもありましたね。
Qスクエアは台北駅と地下道で直結しているので、雨の日でも濡れることなく台北駅との間を行き来することができます。
地下道はMRT中山駅にも通じています。歩いて15分くらいでMRT中山駅へ行くことができるので、こちらも便利ですね。
地下街からパレデシンホテル(台北君品酒店)へ
地下街からパレデシンホテルへ行く際は、Y區(Y区)にある「Y5出口」を目指しましょう。
パレデシンホテルやQスクエア(Q square:京站時尚廣場)は有名な施設なので、地下街にたくさんの案内表示がなされています。
それらの案内表示を頼りにして進めば、Y5出口までたどり着けることでしょう。
なお、夜遅い時間に女性だけでパレデシンホテルへ向かう場合は、地下街からではなく地上から向かったほうが良いかもしれません。
夜遅い時間だと地下街の全てのお店のシャッターが閉まっており、人がいなくて寂しい雰囲気のため、女性だけで通ることは安全上オススメしません。
こちらがY5出口にあるQスクエアの入口です。
ここまで来れば「パレデシンホテルまで、あと一歩!」というところなのですが、おきのすけはここから苦戦しました。
というのも、パレデシンホテルはQスクエアに併設はされているものの、Qスクエアと直結はしていないのです。地下街とも直結はしていません。
おきのすけはQスクエアや地下街から直接パレデシンホテルへ行けるものだと思っていたので、直結する通路を探したりして、しばらく迷ってしまいました。
Webで「台北駅からパレデシンホテルまでは、雨に濡れずに行くことができます!」というような書き込みを見て、てっきりQスクエアや地下街と直接繋がっているものだと思い込んでいたためです。
まあ、勝手に思い込んでいた自分が悪いだけなのですが……。
ちなみに、Qスクエアや地下街とパレデシンホテルは直結してはいませんが、雨に濡れずに行くことはできます。
パレデシンホテルの入口へ行くには、地下街から一度地上へ出る必要があります。まずは地上を目指しましょう。
Qスクエアの中から地上1階へ行くこともできますが、おそらく迷うのでやめておいたほうが無難です。
Qスクエアの中には入らず、左側の殺風景なエスカレーターで地上を目指しましょう。
地上へ出るとQスクエアへ続く通路に出ます。左へ進むとQスクエアの中に入ります。右へ進むと屋外です。
パレデシンホテルの道順案内図では、Qスクエアの中からパレデシンホテルを目指すルートが紹介されています。こちらを参考にすると良いでしょう。
動画もあります。
こちらの動画は桃園空港の第1ターミナルからパレデシンホテルへ移動する場合の内容になっていますが、第2ターミナルから移動する人にも大いに参考になると思います。
Qスクエアの中を通り抜けられない場合は
夜遅い時間などでQスクエアの中を通り抜けられない場合は、屋外からパレデシンホテルを目指しましょう。
地下街から1階へ出てQスクエアの入口と反対方向へ進むと、高速道路に面した歩道に出ます。高速道路の向こう側には台北駅があります。
歩道へ出たら、高速道路と台北駅を左手にして、建物に沿ってまっすぐ歩きましょう。
しばらく歩くと歩道橋があるので、歩道橋の手前を右に曲がります。
すると、パレデシンホテルの目の前に出ます。
パレデシンホテルの前には、旗がたなびいています。
旗に日本の国旗も描かれていますね。
ここまで来れば、無事到着です。お疲れ様でした~。
近くに灰皿が置いてあるので、タバコを吸う人は一服しておきましょう。
ホテル内は全面禁煙です。ただ、6階にある庭園が利用できる時間帯であれば、そこで一服をすることができます。
なお、電子タバコやアイコスは台湾国内への持ち込みが禁止されています。
いつものクセで旅行へ持っていかないように注意しましょう。
高速道路の向こうには、台鉄・高鉄・MRT(淡水信義線・板南線)の台北駅が鎮座しています。
めっちゃでかい!
「台北車站」の書体がカッコいいですね。
台北駅といえば「台鐵便當本舖(台鉄弁当本舖)」の排骨便當(パイグー弁当)という骨付き豚肉のガッツリ系弁当が有名です。
おきのすけは今回の台湾旅行で食べるのを楽しみにしていたのですが、予定が合わず食べることができませんでした。
おきのすけの調整力がヘタレなばかりに……。ゴメンね奥さん。
パレデシンホテル(台北君品酒店)へ到着
こちらがパレデシンホテルの入口です。
パレデシンホテルは東洋と西洋の芸術と文化を融合させた装飾がコンセプトになっています。
ホテル内のいたるところがゴージャスなのですが、嫌味な感じはしないです。選んでいる人のセンスが良いのでしょうね。
クリスマスの時期だからか、照明がピカピカです。まぶし~。
入口の回転扉を押して中へ入ると……馬?! なぜに馬??
なんでも、昔の人々が馬に乗って旅をしていたことから、旅の始まりの象徴として飾ってあるのだとか。
ホテルのコンセプトに対するコダワリが感じられますね。
ベルベットの赤いカーテンにシャンデリアという組み合わせは、ヨーロッパのお城を思わせます。
そこに馬とクリスマスツリーが飾ってあるという、なかなか興味深い構成になっていますね。
う~ん、ゴージャス。
1階にはコンシェルジュカウンターしかありません。
チェックインをするには、フロントのある6階までエレベーターで上がる必要があります。
エレベーターホールもキラキラですね。
6階にあるフロントに着きました。
見てください。この豪華絢爛なフロントを!
まるで、中世ヨーロッパのお屋敷にでも迷い込んだかのようです。
Webの情報では日本語が問題なく通じるとのことでしたが、チェックインのやり取りは全て英語でした。
日本語でのやり取りを希望すれば、日本語が話せるスタッフと交代してくれるという感じなのでしょうか。
英語でのやり取りでも理解しづらいような話しはなかったので、特に問題はありませんでしたが。
フロントでパパっとチェックインを済ませて、部屋へ向かいます。
宿泊フロアへ行くためには、エレベーターの中でカードキーをかざすことが必要です。
そのため、カードキーを持っていない宿泊客以外の人は、宿泊フロアへ立ち入ることができません。
エレベーターの中のボタンパネルの下にある、黒い読み取りセンサーの部分にカードキーをかざすと、自分が宿泊するフロアのボタンが押せるようになります。
セキュリティがしっかりとしていて安心ですね。
宿泊フロアのエレベーターホールです。
銅像が置いてあって、格調高い雰囲気です。
宿泊フロアは廊下の照明の明るさが抑えられていて、落ち着いた雰囲気になっています。
あえて薄暗くして、中世ヨーロッパの雰囲気を再現しているようです。
この暗さだと有名人がお忍びで訪れたとしても、周りの宿泊客に気がつかれないかもしれませんね。
有名人のみなさ~ん。このホテル、おすすめですよ~。
部屋へ入ると、まず洗面台が目に飛び込んできました。
洗面台の鏡を間仕切りにしているとは、なんとも斬新なデザインですね。
部屋の奥から入口の方向を眺めた様子です。
今回、おきのすけは「デラックス・ツインベッドルーム」に宿泊しました。
37㎡なので狭くはありませんが、広くもないといった感じです。
ってことは、ちょうどいい広さってことですね。
枕のそばには目覚まし時計も用意されています。
ホテルによっては部屋に時計を置いていないところもありますよね。
大陸系の団体旅行客が持って帰ってしまうためなのでしょうか……。
目覚ましという意味ではスマホで事足りてしまうのですが、部屋に時計があるとパッと時間を確認することができるので助かります。
ベッドの横にソファーと小さなサイドテーブルがあります。
台北の夜景を眺めながら、ゆっくりとお酒を楽しむのもいいですね。
う~ん、アダルティ。
部屋から見た台北の景色です。
MRT桃園空港線の台北駅が見えます。
なんだ、こんなに近かったのね。
宿泊中は毎日500mlのペットボトルのお水を2本補充してくれました。
おかげで旅行中は水を買わずに済んで大助かりです。
グラスやカップ、小型の冷蔵庫も完備されています。
グラスや冷蔵庫の隣には、セーフティボックスや人数分のバスローブ、スリッパが備えられています。
アメニティ関係もひととおり揃っていますね。
洗面台はシンプルでオシャレなデザインになっています。
壁に化粧鏡もついていますね。
洗面台には、雲の形をあしらった容器に、小さなハンドタオルが3つ用意されています。
石鹸の形がいびつだな~と思ってよく見たら、なんと龍の形をしていました。
溶かすのがもったいないな~。困った。
トイレは温水洗浄便座付きです。
おきのすけは温水洗浄便座がないと生きていけない体なので、これは超ウレシイです。
おしりが不健康だと、旅行の楽しさが半減してしまいますからね。
トイレの隣にシャワールームがあります。
トイレとシャワーが別々になっているのは助かります。
2人以上で泊るときにユニットバスだと、なにかと不便ですものね。
シャワーの水圧は、使っていて不便に思うことはありませんでした。
お湯もすぐに出ます。ハワイのときは、なかなかお湯が出なくて大変だったな~。
ただ、シャワールームの扉が透明なガラスなので、シャワーを浴びている姿が部屋から丸見えです。
夫婦や恋人同士なら良いかもしれませんが、友人同士で泊る場合は少し気を遣うかもしれません。
シャワールームとバスタブは別々になっています。
そのため、シャワーを浴びてからバスタブへ入る場合は、一度シャワールームから出てバスタブに入ることになります。
海外のホテルはシャワールームとバスタブが別々になっていることが多いですが、日本人には違和感がありますよね。
バスタブに高さがあるので、小さい子供や年配の方が利用する場合は注意が必要です。
シャワールームとバスタブの間のカベには穴が開いており、バスタブの中でもシャワーが使用できるようになっています。
ただ、シャワーを浴びていると穴から部屋の冷たい空気が入ってくるので、少し肌寒く感じました。
バスタブは入口のドアの真横にあります。
誰かがバスタブを使用しているときは、ルームサービスを呼びづらいですね……。
バスタブを使用するときは、カーテンで部屋と仕切って使いましょう。
朝食はビュッフェスタイル
朝食付きにした場合は、6階ホテルロビーの右手にあるレストラン「雲軒」で、ビュッフェスタイルの朝食を楽しむことができます。
雲軒のビュッフェには和・洋・中の料理が豊富に取り揃えられているので、朝から何を食べるかで頭を悩ませましたね。
おきのすけは3日に渡って雲軒の朝食に通いましたが、全てのメニューを食べきることはできませんでした。
こちらは、おきのすけの初日の朝食です。
盛り付けにセンスがないので、あまり美味しそうに見えなかったらスミマセン……。
少し胃の調子が悪かったので、おかゆと野菜中心のメニューにしました。
おきのすけのイチオシは、ハチの巣からしたたるハチミツをプレーンのヨーグルトにかけて食べることです。ちょっと女子っぽいですが。
あとは、オムレツやワッフルなど、その場でシェフに作ってもらえるメニューもオススメです。これまた女子ですね……。
パレデシンホテル(台北君品酒店)のまとめ
パレデシンホテルの立地は、控えめに言って最高です。
台北駅のすぐ側にあるので、電車の交通網が発達した台北ではどこへ行くにも便利です。
「台北101で観光がてらショッピングをして、いったん荷物をホテルへ置いてから再び別の街へ遊びに行く」なんてことが簡単にできてしまいます。
また、Qスクエアという巨大なショッピングモールに併設されているため、食事や買い物に困ることもありません。
そして、何よりもホテルのスタッフがとっても親切です。
海外のホテルへ泊まると、日本のホテルと比べてホテルスタッフのホスピタリティが足りないな~と思うことが多いのですが、パレデシンホテルはそのようなことがありません。
日本のホテルと同等か、それ以上にクオリティの高い対応をしてくれます。
パレデシンホテルについては、たしかにバスタブが使いづらいとか、ホテル内が全体的に薄暗くて目が疲れるという点は気になります。
ただ、この立地とスタッフの対応の良さを考えると、バスタブや薄暗いことについては大したことでは無いように感じてしまうんですよね。
おきのすけは、また台湾へ行く機会があったらパレデシンホテルに泊まりたいです。
なので、「パレデシンホテル(台北君品酒店)って泊まる価値あるの?」と聞かれたら、「是的(YES)」と答えます。
【良いところ】
・台北駅のすぐ近くという最高の立地
・巨大ショッピングモール(Qスクエア)に併設
・ホテルスタッフがとっても親切
【残念なところ】
・シャワールームとバスタブが部屋から丸見え
・全体的に照明が薄暗い
そして士林夜市へ
すっかりパレデシンホテルの紹介が長くなりましたが、初日はホテルへチェックインをしただけで終わりではありません。
もう夜の9時近いのですが、これから士林夜市へ繰り出します。
だって、初日が日本からの移動だけで終わってしまうのは悲しくて……ぐすん。
今回の旅行も40代のオッサンにしてはタフな旅行になりそうです。
よろしければ、引き続きお付き合いください。
ひとまず、以上!
~つづく~
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★check!★
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