はい。おきのすけです。
今回から何度かに分けて、おきのすけが40代にして初めて台湾・台北を訪れたときの旅行記をお送りします。
ガイドブックだけでは分からない「実際に行ってみた感想」や「初めて台湾・台北を訪れた者ならではの気づきや戸惑い」などを中心にまとめていきますので、これから台湾・台北へ旅行される方の参考になれば幸いです。
今回の台湾・台北旅行では定番の観光スポットから、まだ日本ではメジャーになっていない穴場の観光地まで、時間の許す限り様々なところを回ってきました。
実際に行ってみて分かった「各観光スポットの見どころ」や「訪れる際の注意点」なども交えながら、おきのすけの台湾・台北旅行の顛末をご紹介していきたいと思います。
第1弾の今回は、チャイナエアラインで成田空港を出発してから、迷宮のような台北の地下街へ挑むところまでをお送りします。
目次
成田空港からチャイナエアラインで台湾・台北へ
今回の台湾・台北旅行では、飛行機はチャイナエアライン(中華航空)を利用しました。
チャイナエアラインは台湾で最大手の航空会社です。
航空券とホテルについては、楽天トラベルの楽パック(航空券とホテルのセット予約)で手配しました。
飛行機の出発予定時間は午前9時20分です。
事前にWebでチェックインを済ませていたため、約2時間前の朝7時過ぎに成田空港へ到着する予定で家を出ました。
昨夜は荷造りに意外と手こずってしまい、一睡もしていません。
台湾・台北旅行は波乱のスタート
予定どおり朝の7時過ぎに成田空港へ到着しました。
案内表示板でチェックインカウンターの場所を確認して向かおうとしたところ、出発予定時間の横にもうひとつ時間が書いてあることに気がつきました。
WILL 14:30
げ。もしかして、これって出発時間変更!? うそ~ん。
チェックインカウンターで航空会社のお姉さんに聞いたところ、「機材トラブルの影響で、出発時間が14時30分に変更されました」とのこと。
14時30分ってことは、5時間遅れ。
お姉さんからお詫びとして渡された1500円分の食事券を手にして、とぼとぼとチェックインカウンターを後にしました。
う~ん、5時間も何をして過ごそう。
突然5時間もの空白時間ができてしまったため、何をして過ごすか朝から途方に暮れることになりました。
「事前に遅れることが分かっていたら、午前中は仕事に行ったのにな~」なんて、社畜的発想が頭をよぎります。
チャイナエアラインで台湾・台北へ出発
最初は長く感じた空白の5時間でしたが、成田空港の各ターミナルを巡るなどしていたら、あっという間に時間が過ぎました。
気がつけば、時計の針は13時を回っています。
無事に出国審査を終えて、搭乗ゲートへ向かいます。
チャイナエアラインへ搭乗
チャイナエアラインの機内に乗り込みました。
平日の昼間ということもあってか、乗客は年配の方が多いです。
落ち着いた旅になりそうですね。
座席にはモニターがついています。LCCと違って嬉しい点の1つですね。
内容を確認してみたところ、想像していた以上に日本語対応の映画が充実しています。
USBポートは機材次第?
予想外に嬉しかったのは、USBポートが付いていたこと。
ただ、帰りの飛行機にはUSBポートが付いていなかったので、乗る機材によって異なるみたいですね。
前の座席との間隔は「狭くはないが、広くもない」という感じです。
おきのすけは無駄に身長が180センチ以上あるので、狭い飛行機だとヒザが前の座席に当たってしまうのですが、今回は大丈夫でした。
さて、ようやく離陸の時間です。ここまでくるのに長かったな~。
台湾・台北行きチャイナエアラインの眺めは絶景
おきのすけは今回の旅行での飛行機の窓からの眺めを、ずっと前から楽しみにしていました。
なんでも聞くところによると、チャイナエアラインの台湾・台北行きの飛行機からは、富士山が超キレイに見えるそうなのです。
はい、さっそく見えました。我らが富士山です!
富士山を見ると、いくつになってもテンションが上がります。
まるでアンドアジェネシスみたいですね。
普段は下から見上げている富士山を上から見下ろすことができるというのは、なかなか貴重な体験です。
山頂の火口付近もバッチリと見ることができます。ああ、なんて雄大なのでしょう。
ウワサどおり超キレイな富士山を見ることができました。
富士山の興奮が冷めやらぬうちに、南アルプスが見えてきました。
上空から富士山と南アルプスの姿を拝めただけで、飛行機のチケット代のもとを十分に取った感じです。
チャイナエアラインの機内食のお味は?
窓の外の景色に見とれていると、機内食が運ばれてきました。
おきのすけが選んだのは、チャーシュー塩焼きそばです。
チャイナエアラインの機内食はWeb上だとあまり評判がよくないけれど、はたしてお味のほうはいかがでしょうか。
台湾ビールも飲めるし、おきのすけ的には文句ナシの機内食でした。
ウチの奥さんはチキンカレーを頼みました。
こちらは……う~ん、フツウのお味。マズイとは思わないけれど……。
奥さんが食べている途中で「もういらない」と言ったので、おきのすけが全て平らげました。
台湾桃園国際空港に到着
機内食でお腹が満たされたためか、いつの間にか眠りに落ちていたようです。
「そろそろ台湾桃園国際空港に到着します」という機内アナウンスで目を覚ますと、窓の外に黄昏時の台北の景色が広がっていました。
無事、台湾桃園国際空港に到着しました。
爆睡していたのか、あっという間に着いた感じです。
飛行機を降りると、台湾時間で17時50分でした。
時差は台湾のほうが1時間遅いため、日本時間だと18時50分です。
「ようこそ」
一番上に日本語が書いてあると、なんだか嬉しいですね。
いざ、MRTで台北駅へ
台湾銀行の両替カウンターがあったので、ひとまず3万円を両替しました。
桃園空港からは、MRTを利用してホテルのある台北駅へ向かうことにしました。
MRTというのは(Mass Rapid Transit)の略で、日本でいうところの地下鉄のようなものです。
案内表示を頼りに、地下2階にあるMRTの乗り場へ向かいます。
到着ロビーからエスカレーターで下へ降りるだけなので、まず迷うことはないでしょう。
桃園空港のエスカレーターは階段状ではなく、動く歩道のような坂道になっています。
スーツケースを持っているときは、坂道状になっている方が乗り降りのときに楽ですね。
自動券売機でMRTの乗車券を購入
MRTの乗り場の前に到着しました。
改札口の手前に自動券売機があるので、こちらで台北駅までの乗車券を購入しましょう。
「自助售票」という案内板のところに自動券売機があります。
紫色と青色の自動券売機がありますが、乗車券を買う場合は紫色の自動券売機を利用しましょう。
自動券売機は、改札口を挟んだ左右2か所にあります。
この自動券売機ですが、通路から見えづらくて分かりにくいです。
写真は改札口に向かって右側の自動券売機になります。
MRTの乗車券は切符ではなくトークンです。
「乗る時に自動改札機へトークンをかざして、降りるときに自動改札機の投入口へトークンを入れる」というシステムになっています。
台湾桃園国際空港から台北駅までの運賃は150元です。
運賃を少しでも節約したい場合は、KKdayに桃園メトロ空港線の割引乗車チケットがありますよ。
悠遊カード(ゆうゆうカード)もお得
旅行中に何度もMRTに乗る予定であれば、青色の自動券売機で「悠遊カード(EasyCard、ヨウヨウカー)」というICカードを購入するのもお得です。
悠遊カードというのは、日本でいうところのSuica(スイカ)のようなものです。
この悠遊カードを利用すると、なんとMRTの運賃が2割引きになります。
いちいち自動券売機で乗車券を購入する手間も省くことができるので、MRTをバリバリと使って旅行をする場合は購入しておくと良いでしょう。
MRT桃園空港線に乗車
自動改札機へトークンをかざしてホームへ入場します。
日本でICカードをかざして入場するのと何ら変わりません。
桃園国際空港と台北市内を結ぶMRTが正式に開通したのは、2017年3月です。
MRT桃園空港線が開通するまでは、リムジンバスで台北市内へ移動するのが主流でした。
直達車と普通車
桃園国際空港から台北駅へ行くMRTには、直達車と普通車の2種類があります。
直達車というのは、快速列車のことです。
直達車と普通車は、交互に15分間隔で運行しています。
おきのすけは、桃園国際空港の第2ターミナルから乗車しました。
第2ターミナルから台北駅までの乗車時間は、直達車で約39分、普通車で約53分です。
通常、直達車は座席がクロスシート(縦並び)で、普通車はロングシート(横並び)になっています。
もっとも、車内の座席がロングシートだから普通車かと思いきや、直達車だったりすることもあるので注意しましょう。
おきのすけは帰国日にロングシートの列車を2本連続で見送ろうとしたら、「この列車は直達車ですよ」と駅員さんが教えてくれました。
日本と同じように発車案内板もあります。
発車案内板を見れば、次に来るのが直達車なのか普通車なのかを一目で確認することができます。
なお、2019年の8月末から直達車の座席に充電用のUSBポートが設置されました。
直達車に乗り込む
直達車がホームへ到着しました。
それにしても、台北のホームドアの設置率の高さはすごいですね。
今回おきのすけが利用したMRTの駅では、すべての駅にホームドアが設置されていました。
直達車の車内です。
真ん中の通路を挟んで、左右に2列のシートが並んでいます。
前の座席との間隔は、少し狭いかもかもしれません。
座席の下には柵が設置されていて、後ろの席の人が前の座席の下に足を伸ばすことが出来ないようになっています。
乗降ドアのすぐ横には、スーツケースを置くスペースがありました。
ドアの前の真ん中のスペースには、乗客がつかまるためのポールが設置されています。
MRTの車内では飲食禁止!
MRTを利用するうえで注意が必要なのは、飲食が禁止されていることです。
日本と同じ感覚でいると、ついつい持ち歩いているペットボトルのお茶などを飲んでしまいがちなので注意しましょう。
違反した場合は罰金が科されます。
MRT桃園空港線の台北駅に到着
電車に揺られて40分ほどで、MRT桃園空港線の台北駅に到着しました。
まだ利用客が多くないためか、建物全体がヒンヤリとしています。
改札を出るときは、自動改札機の投入口へトークンを投入します。
トークンをかざすのではなく、投入する必要があるので注意しましょう。
それにしても、自動改札機の扉が扇型になっているのが気になります。
台北地下街という名の迷宮へ
MRT桃園空港線の台北駅から、台鉄・高鉄・MRT(淡水信義線・板南線)の台北駅の間は少し離れています。
両駅は地下街でつながっているため、雨の日でも濡れることなく移動ができるので助かりますね。
今回は宿泊するホテルが台鉄・高鉄・MRT(淡水信義線・板南線)の台北駅の近くのため、地下街を通ってホテルを目指すことにしました。
この地下街がクセ者で、迷路のような非常に分かりにくい作りになっています。
おきのすけは地理には強いほうなのですが、台北の地下街では何度も方向を間違えました。
こまめに案内表示を確認しながら、先へ進みましょう。
もし迷ってしまったら、一度地上へ出てみるのもアリです。
どことなくお店の雰囲気や迷路っぷりが、新宿の地下街に似ています。
新宿の地下街も、初めて訪れた人にとってはカオスですよね。
はたして、おきのすけは台北のラビリンスを攻略して、予約しているパレデシンホテル(台北君品酒店)へ無事にたどり着けるのでしょうか。
よろしければ、オッサンの大冒険に引き続きお付き合いください。
ひとまず、以上!
~つづく~
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