はい。おきのすけです。
みなさん、海外旅行の防犯対策は万全ですか~。
おきのすけは毎年1~2回は海外へ旅行に行くのですが、観光地でスリの集団に囲まれたり、街並みの写真を撮っていたらカメラを奪われそうになったりなど、犯罪に巻き込まれそうになった経験が何度かあります。
海外で日本人が遭遇する犯罪被害のうち、ダントツで多いのは窃盗です。
中でもヨーロッパや東南アジアは、スリや置き引きが非常に多いことで知られています。
日本人は外国の人からお金持ちのイメージを持たれているため、スリのターゲットにされてしまうことが多いようですね。
そこで今回は、おきのすけが買ってよかったと思っている「スリに負けない!」おすすめの防犯グッズをご紹介します。
目次
パックセーフ(Pacsafe)の防犯バッグ
海外でスリに遭わないための一番の対策は、「スリのターゲットにならないこと」。
たしかに、スリのターゲットにならなければ荷物を盗まれることはないのですが、これって相当難しいです。
外国へ行ったら我々は外国人になるので、ただでさえ見た目で目立つうえ、初めて訪れる土地で現地の人のようにキビキビと振る舞うというのは、かなり難易度が高いです。
そうとなれば、 自分がスリのターゲットになってしまった場合の対策もしておかなければなりません。
おきのすけは「バッグを体の前に持っていれば大丈夫」と思っていましたが、現実のスリは想像以上にアグレッシブです。
以前にヨーロッパへ観光に行ったとき、同じツアーで一緒に観光をしていた日本人の青年が、署名活動を装った子供のジプシー集団に囲まれて、バッグの中から貴重品を盗まれそうになったことがありました。
「集団のうちの1人が『署名に協力してほしい』と話しかけ、ターゲットが気をそらしたスキを狙って仲間がバッグから貴重品を盗む」というジプシー集団の典型的なスリです。
このときは青年もスリの手口を知っていたようで、バッグを体の前に抱えて相手にしていなかったのですが、1人の子供がしつこく青年に話しかけ続けたため青年が逃れようとしたところ、そのスキを狙って仲間がバッグのファスナーを開けていました。
その様子を見ていた現地の男性(ガイドさん曰く私服警官)がジプシーの集団を追い払ってくれたのですが、おきのすけは想像を超えた光景に唖然としてしまいました。
ちなみに子供のジプシーのスリ集団の近くには、様子を見張っている大人のジプシーがいるので、相手が子供だからといって強気な行動に出るのは避けておいたほうが無難です。
おきのすけの場合は、パックセーフ(Pacsafe)の防犯バッグで対策をしています。
パックセーフのバッグは、多数のセキュリティ機能が搭載されていることで有名です。
ジッパーがロックできて簡単には開けられないようになっていたり、表面生地にワイヤーが入っていて切り裂けないようになっていたりと、海外でよくある窃盗の手口に対抗できるようになっています。
他にも置き引き対策として、バッグのショルダーストラップを外して椅子や机などに固定できるなど、防犯上で心強い機能が満載です。
パックセーフのバッグを使用していると、「せっかくだから、スリが手を出してこないかな~」なんて思ってしまうくらい、大船に乗ったつもりになってしまいます。
- ステンレスワイヤー内臓
表面生地にワイヤーが内臓されており、ナイフなどで生地を切られても中の荷物を盗まれる心配がない - スキミング防止機能
外部からの電波を遮断するポケットで、スキミング被害からカードやパスポートを守る - 3段階ロック機能
3段階のロックシステムで、スリにジッパーを開けられるリスクが激減 - 盗難対策機能
ショルダーストラップを外してイスやテーブルに取り付けることが可能 - 高強度の素材を使用
ナイロンの5倍の強度があるダイニーマ®を使用し、2本のワイヤーを内臓したショルダーストラップ
そんな頼れるパックセーフのバッグにも難点があります。それは「自分でも荷物を取り出すのに手間がかかる」ことです。
普通のバッグならジッパーを横に引くだけで荷物を取り出せるところ、パックセーフのバッグの場合はロックを外さないと荷物を取り出すことができません。
もちろんジッパーをロックしなければ開けるのに手間はかかりませんが、それではパックセーフのバッグを使う意味がありません。
とはいえ、最初のうちはロックを外すのに手間取りますが、慣れると片手で開けられるようになるのでご安心を。
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リバーフライヤー(LiberFlyer)の「セキュリポ」
海外旅行で最も気をつけなければならないことは、パスポートを無くさないことですよね。
旅行中はホテルの部屋のセキュリティボックスにパスポートを保管している人が多いと思いますが、おきのすけはセキュリティボックスを信用していません。
というのも、以前に母親が海外旅行へ行った際、一緒に行ったご友人の方がセキュリティボックスに入れていた貴重品一式を盗まれたことがあるんですよね。盗まれた後は、旅行どころではなくなってしまったそうです。
その話しを聞いてから、海やプールへ行くとき以外は基本的にパスポートを身につけて行動するようにしています。
おきのすけがパスポートを持ち歩く際に使用しているのが、リバーフライヤー(LiberFlyer)のセキュリティポーチ「セキュリポ」です。
バッグの中にパスポートを入れておいたほうが簡便ではあるのですが、強盗に遭ったときにはバッグごと持って行かれてしまうだろうな~と考えると、バッグの中では安心できません。小心者なもので……。
「そこまでする必要があるの?!」と思うかもしれませんが、海外では「用心しすぎ!」というくらいで丁度良いと思います。ほんとマジで怖いときがあるから……。
おきのすけはセキュリポを腹巻のようにお腹の上に巻いて、セキュリポの下半分がジーンズとの間に挟まるように装着しています。
このようにすれば、歩いている間にズリ落ちてしまう心配はないですし、いつの間にか服の裾から見えてしまうということもありません。
セキュリポの中には「自分と家族のパスポート」「クレジットカード1枚」「少額の現地紙幣」という最低限の物しか入れていないため、服の中でかさばることもないです。
お腹に巻いてしばらくすると、セキュリポを装着していることを忘れてしまうくらいに違和感もありませんよ。
セキュリポの裏面はメッシュ素材になっており、お腹の上に直接巻いても蒸れにくくなっています。
そのうえ水洗いができる生地で作られているため、汗をかいても洗えるのがいいですね。
気になる点としては、体のラインが出るようなタイトな服の下に装着すると、セキュリポの形が浮き出てしまうこと。
セキュリポには「通常サイズ」と「Lサイズ」の2種類があります。
おきのすけは無駄に体が大きいので(身長180センチ以上)、Lサイズを購入しました。
Lサイズは長財布が収納できる大きさですが、服の下に隠す場合は女性には少し大きいかもしれません。
リバーフライヤー(LiberFlyer)の「パスフィットミニ」
「セキュリポ」についてのレビュー記事を掲載していたところ、なんと販売元のLiberFlyer(リバーフライヤー)さんが「パスフィットミニ」という商品を提供してくださいました。
実際に海外旅行で使ってみたところ、セキュリポに負けないくらいスリ対策に効果的な商品でした。
パスフィットミニは、首にかけるタイプのセキュリティポーチです。
このパスフィットミニは、『パスポートと最小限の貴重品のみを管理できるコンパクトなパスポートケースが無い』というお客様の声をもとに開発されたのだそうです。
どれくらいコンパクトなのかというと、上でご紹介したセキュリポ(Lサイズ)の半分くらいの大きさになっています。
メインポケットは、パスポートがギリギリで入るサイズです。まさにコンパクト。
ただ、パスポートカバーを付けたままだと入らないですね。
厚みが出ないようにするためか、メインポケットにはマチもありません。
もっとも、自分と家族のパスポート2つを一緒に入れることはできました。
パスポートを入れるメインポケットは、マジックテープで閉じる形式です。
マジックテープなので、開くときに「ベリベリ」と大きな音がします。
もっとも、身に付けている間はパスポートが強固に守られている感じがして、ファスナータイプのものよりも心強かったです。
マジックテープの「ベリベリ」という音が、スリ対策になっているわけです。
首にかけるタイプだと、重さで首が痛くなるんじゃないかと心配しましたが、実際に使ってみると重さは全く気になりませんでした。
それというのも、パスフィットミニの重さがたったの50グラムだから。
パスポートやクレジットカード、少額の現地紙幣を入れても100グラムちょっとにしかなりません。
ただ、軽ければ軽いで「いつの間にかヒモが切れて、首から下げていたポーチが無くなっていたらどうしよう」という新たな心配が生まれてきました。
そこで、パスフィットミニのヒモを限界まで延ばして首から下げて、お腹とジーンズの間に挟んで使うことにしました。
これならポーチを落としてしまう心配はありません。
おきのすけがセキュリティーポーチを使うのは、絶対に奪われたくない貴重品を守りたいからです。
子供の頃にゲームセンターへ遊びに行く際、ヤンキーのお兄さんにカツアゲされないように、財布から千円札を取り出して靴下の中に隠したりしていました。
おきのすけが海外へ旅行に行くときは、そのときの心境と似ています。
その怖さを和らげてくれるのがセキュリティーポーチです。
おきのすけは、セキュリティーポーチを身に付けていること自体をスリに知られたくないです。
その観点からすると、パスフィットミニの「コンパクトさ」というのは、スリ対策として非常に効果的だと思います。
セキュリティーポーチが小さくて薄ければ、服の中でかさばらずスリに気づかれにくいですからね。
パスフィットミニの残念な点を挙げると、首にかけるタイプのためTシャツだと首からヒモが見えてしまうところです。
寒い地域への旅行であれば、襟付きのシャツやニットなどでヒモを隠すことができますが、暑い地域では使うのを少し躊躇してしまいます。
そこで、おきのすけは「寒い地域への旅行はパスフィットミニ」「暑い地域への旅行はセキュリポ」と使い分けようかと思っています。
いずれにせよ、「パスフィットミニ」「セキュリポ」ともにお手頃な価格の商品なので、その値段で安心が買えると思ったら安いものですね。
バッファロー(BUFFALO)のワイヤー巻き取り式ダイヤルロック
もはや海外旅行の防犯グッズの定番といっても過言ではないのが、バッファロー(BUFFALO)のワイヤー巻き取り式ダイヤルロック。
おきのすけの場合は、スーツケースをホテルに置いて外出する際に、部屋の柱や家具などにスーツケースを括りつけるために使用しています。
この製品は手のひらサイズでコンパクトなのにワイヤーの長さが1.2mもあるため、奥さんのスーツケースと一緒に括りつけることができて便利です。
他にも、電車のスーツケース置き場へスーツケースを置くときなどにも使っています。
以前は成田エクスプレスなどスーツケース置き場のある電車で、置き場から遠い位置の座席に座っていると「スーツケースを誰かに持って行かれてしまうのではないか」と気になって仕方がありませんでした。
が、そんな心配はワイヤー巻き取り式ダイヤルロックを手に入れてからは無用になりました。
バッファローのワイヤー巻き取り式ダイヤルロックの気になる点をあげるとすると、ダイヤルが3桁なところですかね。4桁だったら、より安心できるのにな~。
4桁にこだわる人は、他社から4桁の製品が発売されているので、そちらを試してみてもいいかもしれません。
おきのすけも南京錠は4桁のものを愛用しています。
👇4桁ならコチラ
パックセーフ(Pacsafe)の防犯財布
皆さんは海外旅行にどのような財布を持って行く予定でしょうか。
「普段使っているブランドものの財布を持って行くつもり」というアナタ、それではスリの恰好のターゲットにされてしまいますよ!
なんでも、スリによってはお店で支払いをしている人を監視していて、「お金を持っていそうか」「財布はどこにしまってあるのか」などをチェックしたうえでターゲットを選定しているのだそうです。
そしてターゲットが人混みの中に入ったり、おしゃべりや写真撮影に夢中になっているスキを狙って財布を盗むのだとか。
おきのすけは海外旅行用の財布として、パックセーフ(Pacsafe)の「RFIDセーフV100」という製品を使用しています。
パックセーフの製品ばかり使っていて申し訳ありません……。
パックセーフの財布を使用している理由は、もちろんパックセーフの製品ならではの高い防犯機能に期待しているからです。
例えば、「スキミング防止機能」です。「スキミング」というのは、カードの情報を抜き取られてしまう犯罪ですね。
昔はATMやお店でカードを使ったときに情報を盗まれるという犯罪でしたが、現在ではカバンの中に入っているカードからも無線で情報を盗まれることがあります。
そのような非接触型のスキミング犯罪への対策として、RFIDセーフV100には「RFID SAFE」という機能が搭載されています。
悪意のある人が自分の財布の中のカードに無線でアクセスしようとしても、このRFID SAFE機能が無線を遮断して、カードの情報が盗まれるのを防いでくれるのです。
また、RFIDセーフV100にはストラップが付いています。このストラップには「ダイニーマ」が採用されています。
ダイニーマというのは「スーパー繊維」と呼ばれている超高強度なポリエチレン繊維で、なんと鉄の10~15倍の強度があるのだとか。
財布を使う時にこの頑強なストラップを手首に巻き付けておけば、財布をひったくられてしまうことはないでしょう。
もっとも、おきのすけはストラップを手首に巻き付けて使うのではなく、バッグのキーリングに括りつけて使っています。
このようにしておけば、バッグから財布を取り出したときにパッと盗まれてしまうことはなさそうですよね。
なお、このストラップは財布から取り外すことが可能です。
他におきのすけが気に入っているのは、ジッパー付きのコインポケットが財布の外側にあるところです。
二つ折りの財布を開かずに小銭の出し入れをすることができるので、財布の中の現金やカードを周りの人に見られずに済みます。
RFIDセーフV100は財布の表面がナイロン生地で耐久性が高いうえ、ほどよい安っぽさ⁉もあるので海外旅行で重宝しています。
内部のジッパー付きのポケットには日本のお札を折らずに収納できるので、旅行先のお札と分けて保管できるもの便利ですよ。
ピークデザイン(PeakDesign)のリストストラップ
海外で盗難の被害に遭いやすいものの1つがカメラです。
バッグの中からコッソリと盗まれるというだけでなく、写真撮影に夢中になっている際にパッと奪われて逃げられてしまうこともあります。
おきのすけも観光地で撮影をしていたときに、後ろから現地の人が近づいてきてカメラを奪われそうになった経験があるので、海外ではよくある犯罪なのかもしれませんね。
おきのすけがカメラの防犯対策として使用しているのは、ピークデザイン(PeakDesign)のリストストラップです。
ピークデザインのリストストラップは、カメラが不意に手から落下することを防ぐための製品ですが、防犯にも十分に役立ちます。
単なるヒモだけのストラップとは異なり、手首でキュッとストラップが締まるようになっているため、ただカメラを引っ張っただけでは奪うことができなくなります。
見た目でもカメラが手首に固定されていることが分かるので、「簡単には奪うことができなさそうだな」と悪い人に思わせることもできそうです。
ピークデザインのリストストラップは、カメラとストラップを繋ぐ部分にアンカーリンクスという部品が使用されています。
このアンカーリンクスによって、カメラをストラップと簡単に着脱できるのがピークデザインの製品の特長です。
アンカーリンクスは、ピークデザインの他の製品と互換性があります。
ピークデザインのネックストラップを持っていれば、場合に応じてリストストラップからネックストラップに付け替えるということが可能です。
手ぶらのほうが良いという人には、「リーシュ(leash)」もオススメです。
なお、リーシュを使う場合はナナメ掛けにするとよいでしょう。首からぶら下げているよりも、カメラを奪いにくくなりますので。
スリに負けない! 買ってよかったおすすめの防犯グッズのまとめ
悪い人からすると、われわれ外国人観光客は格好のターゲットです。
外国人観光客は短期間の滞在で帰国してしまうため、犯罪被害に遭っても泣き寝入りする人が多いことを悪い人たちは知っているんですね。
特に日本人はお金持ちのイメージがありターゲットになりやすいので、万全の防犯対策をして旅行に臨みましょう。
楽しいはずの海外旅行が、嫌な思い出になってしまわないように。
ひとまず、以上!
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