はい。おきのすけです。
先日、Amazonで評判の「Hbada」というブランドのオフィスチェアを購入しました。
そこで今回は、Hbadaのオフィスチェアを実際に使ってみた感想と、レビューをお送りしたいと思います。
Hbadaのオフィスチェアは、Amazonのカスタマーレビューでやたら高評価なんですよね。
ですが、雑誌「MONOQLO」で『買って良いもの』として取り上げられていたり、YouTubeにアップされているレビュー動画なんかを見ていたら、なんだか無性に欲しくなってきちゃったんですよね。
で、誘惑に負けてポチっちゃいました。
目次
「Hbada」とは
引用:Hbada(黑白调)
「Hbada」は中国の北京を本拠地とする「黑白调(北京)家居用品有限公司」というオフィスチェア専門企業のブランドです。
「黑白调」とあるように、Hbadaの製品は黒と白を基調としたデザインになっています。
Hbadaの創設者のShannon氏は、デンマークでデザインを学んだ経験があるそうです。
その留学経験の影響もあってか、Hbadaの製品は北欧家具のようなシンプルなデザインになっています。
Hbada オフィスチェア 昇降アームレスト 可動式ヘッドレスト
「Hbada」という英語のブランド名は、「Human beings always deny appetence」という文章の頭文字を組み合わせたものだそうです。
「黑白调」という言葉のピンイン(中国語の発音記号)の「Hēibái diào」からも「Hbada」という文字が抽出できますね。
Hbada オフィスチェア 可動式アームレスト 約155度リクライニング
HbadaのオフィスチェアはアメリカのAmazon.comで「2018年上半期ビジネスチェア部門」の第2位を受賞しています。
Hbadaのオフィスチェアの特徴
機能性に優れている
Hbada 人間工学オフィスチェア 昇降アームレスト 腰痛ランバーサポート
Hbadaのオフィスチェアは、人間工学に基づいて合理的にデザインされています。
その座り心地は「価格が10万円以上する高級ブランドのオフィスチェアにも引けを取らない」とまで言われるほどです。
おきのすけは腰痛持ちなのですが、長時間座っていても腰が痛くならないので、机に向かって行う作業の負担が軽くなりました。
以前は頻繁に腰をひねったり反らしたりしていましたが、Hbadaのオフィスチェアに座るようになってからはやらなくなりましたね。
デザインがオシャレ
Hbada デスクチェア 跳ね上げ式アームレスト 静音PUキャスター
黒と白を基調とした、北欧テイストのシンプルなデザインです。
デザインについては好みの問題にはなりますが、いい歳をしたオッサンが座っていてもオシャレに見えるので助かります。
商品のラインナップを見ていると、オフィスにも自然となじむようなデザインのものが多いです。
商品によっては形がガンダムっぽかったり、エヴァンゲリオン零号機のESVシールドのようだったりと、ちょっぴりオタク心をくすぐってくれたりもします。
価格が安い
Hbada オフィスレザーチェア 135度リクライニング フットレスト付き
Hbadaのオフィスチェアは機能性やデザインに優れているにも関わらず、2万円前後で購入できるのが魅力です。
昔はMade in Chinaといえば「安かろう悪かろう」の代名詞のようなものでしたが、最近は製造ラインの機械化が進んだことにより、安定したクオリティの製品を供給する中国企業が増えてきました。
主にスマホ関係の商品を販売しているANKER(アンカー)なんかは、日本のユーザーにも一目置かれていますものね。
オフィスチェアを購入するにあたり重視した点
おきのすけがオフィスチェアを購入するにあたって、特に重視していたのは以下の3点です。
いずれも妥協したくないポイントでした。
腰に優しいこと
はい。おきのすけは腰痛持ちです。
座って作業をしていると、すぐに腰が痛くなってきちゃうんですよね。
そのため、腰に優しい椅子であることは必須の条件です。
高身長でも体にフィットすること
おきのすけは身長が180cm以上あり、世間一般の人と比べて無駄に体が大きいです。
平均的な日本人に合わせた椅子だと、窮屈で体にフィットしません。
なので、デカいオッサンでも気持ちよく座ることのできる椅子が欲しいのです。
リーズナブルであること
そりゃあね、お金に糸目をつけなければ、いくらだって良い椅子があるわけですよ。
「アーロンチェア」とか「コンテッサ」とか「エルゴヒューマン」みたいな高級なオフィスチェアを購入すれば、おきのすけの悩みなんて簡単に解決するんでしょうよ。
でもね、高級なオフィスチェアを購入できるほどのお金の余裕は、しがないサラリーマンのおきのすけの家にはありません。
10万円前後もする高級ブランドの椅子なんか買ったら、奥さんに「今日から椅子で寝ろ!」とか言われかねないのです。
おきのすけが購入したHbadaのオフィスチェアの感想
「腰に優しいこと」「高身長でも体にフィットすること」「リーズナブルであること」
以上の3点をキーワードにしてオフィスチェアを探したところ、「Hbadaのランバーサポート付きのオフィスチェア」にたどり着いたわけです。
【寸 法】
幅68cm×奥行50cm×高さ121~128cm
座面高49~56cm
【耐荷重】
約120kg
【機 能】
・約120度無段階ロッキング
・座面昇降
・360度回転
・7段階アームレスト
・ランバーサポート
・人間工学に基づく設計
・1年間保証サービス
良かった点
腰に優しい
椅子に深く座ると、メッシュ素材の背もたれが腰と背中をしっかりサポートしてくれる感覚があります。
椅子に座ったまま長時間の作業をしても、腰が痛くならないので集中力が続きます。
座面が適度に固くなっているため体が前かがみにならず、良い姿勢が崩れにくいのがいいですね。
体が大きくてもフィットする
このオフィスチェアは、背もたれとヘッドレストを合わせた高さが90cmもあります。
そのため、無駄に身長が高いおきのすけでも、ゆったりと椅子に背中を預けることができて嬉しいです。
座面の幅も51cmと一般的な椅子よりも広いので、椅子の上であぐらをかくこともできちゃいますね。
ロッキング機能もついていて、約120度まで背もたれを倒すことができます。
無段階で角度が調整できるので、自分の好きな位置で背もたれの角度を固定できて便利です。
ロッキングの角度に応じて座面もゆるやかに上下するので、体に負担がかからなくていいですね。
アームレストの高さが調節できる
アームレストって単なる飾りのようにも思われがちですが、快適に作業をするためには重要なパーツなんです。
適切な高さに調節したアームレストにヒジを置くことで、肩の筋肉にかかる負担を軽くすることができるんですよ。
この商品はアームレストの高さを7段階まで調節できます。長さにして約7cmです。
アームレストを机と同じ高さにして、ヒジを置いてマウスを操作するだけでも、だいぶ肩こりが軽減されました。
ただ、アームレストを内側へ向けることはできないので、両ヒジをついたままでのキーボード操作は難しいかもしれません。
気になる点
座面の固さ
最初にHbadaの椅子に座ったとき、座面が固いように感じました。
これは好みにもよるとは思いますが、柔らかい座面に慣れている人だとかなり固く感じるかもしれません。
もっとも、腰痛の防止という点や、長時間座っても疲れにくいという面では座面に適度な固さがあったほうがよいので、多少固いからといって一概に悪いとも言えなかったりします。
座面の高さ
一般的な椅子の座面の高さは42cmくらいのものが多いですが、この商品は最低でも49cmとかなり高くなっています。
そのため、平均的な身長の日本人だと足が不安定になってしまう人もいるかもしれません。
もし座面が高すぎた場合は、フットレストで調整することが可能です。
フットレストは足の疲れを軽減してくれるので、一石二鳥の効果が期待できちゃいます。
作りに粗いところがある
中華製品の宿命かもしれませんが、おきのすけが購入した商品には作りに若干の粗さが見られました。
例えば、ネジ穴の位置が少しズレていたり、プラスチックのバリ取りが甘かったり、といったところになります。
もっとも、椅子として使用できないような致命的な欠陥はありませんでした。
ただ、ガスシリンダーの特性なのか、椅子から立ち上がる時に座面がベコっと音を立てて少し浮き上がるところは気になります。
Hbadaのオフィスチェアを組み立ててみた
Hbadaのオフィスチェアは、添付されている説明書のとおりに組み立てるだけで完成します。
ただ、おきのすけが組み立てた際は、苦戦した工程が一部ありました。
そこで説明書の補足的な意味合いも込めて、組み立ての過程について説明したいと思います。
なお、組み立てに要した時間は20分くらいでした。1人だけで組み立てることが可能です。
⓪ 箱から部品を取り出す
まずはダンボール箱の中から、すべての部品を取り出します。
箱が大きくて重いので、開けるだけでも一苦労ですね。
なお、このダンボール箱は組み立ての際に必要になるので、解体せずに近くへ置いておきましょう。
ダンボール箱へ乱雑に詰め込まれた部品を見ても、決してひるんではいけません。
全ての部品を取り出したら、念のため破損している部品がないか確認することをオススメします。
輸送中の衝撃で、部品が破損していないとも限りませんからね。
もし破損している部品があった場合でも、Hbadaの商品には1年間の保証サービスが付いているので安心です。
① キャスターをつける
まずは5つのキャスターを、ヒトデ型をしたベースの足に取り付けます。
おきのすけは最初のこの工程が一番苦戦しました。
なぜなら、キャスターが全くベースの穴に入らなかったからです……。
しばらく悪戦苦闘していたところ、だんだんとコツが掴めてきました。
キャスターの先に付いているリングをベースの穴に押し込む感じで、少し揺らしながら穴の中へ押し込むとラクに入ります。
ちなみに、このキャスターの先に付いているリングは、キャスターがベースの穴から抜けてしまわないようにする重要な部品です。
キャスターを取り付ける際は手を痛めないように、付属品の軍手をはめて作業することをオススメします。
余裕があれば事前に100円ショップなどで、ゴムのボツボツ付きの軍手を用意しておくといいかもしれません。
なお、作業をする際は金属のベースで床を傷つけないよう、椅子の座面の上で行うとよいでしょう。
② ③ ベースにシリンダーとカバーを取り付ける
ベースの真ん中の穴に向かって、シリンダーをスポッと差し込みます。
キャスターの取り付けとは、うってかわって簡単ですね。
シリンダーカバーの取り付けは、シリンダーの上に被せるだけで完了です。
④ 座面に台座を取り付ける
座面の裏に台座を取り付けます。
写真中央が座面で、写真右にある器具が台座です。
座面の裏の「前」と書かれたシールの側に、お菓子のカヌレのような形をした部品がくるようにして台座を配置します。
付属の六角レンチを使って、台座を4つのボルトで取り付けます。
4つのボルトは対角線上に少しずつ順番に締め付けていきましょう。
⑤ 座面にアームレストを取り付ける
台座を取り付けた座面をダンボール箱の上に乗せて、アームレストを取り付けます。
アームレストに「右」「左」というシールが貼ってあるので、それに従って取り付けていきます。
ボルトにワッシャーを挟むのを忘れないようにしましょう。
右側のアームレストは、取付部に座面の高さを調整するためのレバーが重なって、少し取り付けづらいです。
⑥ ⑦ 背もたれを取り付ける
いよいよ背もたれを台座に取り付けます。
背もたれを取り付けると、だいぶ椅子っぽくなってきますね。
まず下準備として、ボルトを組み立てておきましょう。
ネジ頭とワッシャーの間に、スプリングワッシャーを挟むのを忘れないでください。
台座に背もたれを差し込み、六角レンチでボルトを締めて取り付けます。
背もたれを少し上に持ち上げながらボルトを締めると、うまく締め付けることができます。
グラつくことのないよう、キッチリとボルトを締めましょう。
⑧ シリンダーを台座に差し込む
ベースを逆さまに持って、シリンダーを台座の穴にスポッと差し込みます。
ベースは少し重さがあるので、逆さまにしたときにバランスを崩さないように注意しましょう。
座面の高さを調整するためのレバーをひねって穴の中を開けておくと、シリンダーが差し込みやすくなります。
⑨ ⑩ ヘッドレストを取り付ける
最後にヘッドレストを取り付けます。
背もたれの上部の穴とヘッドレスト下部の穴を合わせて、六角レンチでボルトを締め付けます。
おきのすけの場合は穴の位置が若干ズレていて多少苦戦したものの、なんとかボルトを締めることができました。
ボルトを締めた穴に、白いカバーを差し込んだら完成です。
キレイにハマりました。
Hbadaのオフィスチェアのまとめ
おきのすけが購入した商品には特に問題はありませんでしたが、Amazonのカスタマーレビューを見ると不具合についての報告が複数見られます。
商品によって当たり外れが大きい感じがしますね。
もっとも、Hbadaの商品には1年間の保証サービスが付いているので、不具合があった場合は無料で対応してもらうことができます。
Hbada オフィスチェア オットマン付き 可動式アームレスト 約155度リクライニング
中華製品という不安はあっても、10万円クラスの高級オフィスチェアに匹敵するような性能の椅子が2万円前後の値段で手に入るとなると、かなり魅力的ではありますよね。
おきのすけは、とっても気に入りました。PCデスク用に購入したものの、PCを使っていないときでも毎日座っています。
Hbadaの商品に興味のある方の参考になれば幸いです。
ひとまず、以上!