はい。おきのすけです。
みなさん、お花は好きですか~。
今回は「あしかがフラワーパーク」へ初めて行く人が、事前に知っておくとよいと思う情報についてお伝えします。
いずれも、おきのすけが「行く前に知っていればなぁ~」と思ったものです。
なぜか栃木に(と言ったら失礼かもしれませんが……)クイーンのファン必見の名所があったりと、あしかがフラワーパークの近辺には観光スポットが点在しています。
よろしければ参考になさってください。
目次
あしかがフラワーパークとは
「あしかがフラワーパーク」は、栃木県足利市にある観光スポットです。
CNNの「世界の夢の旅行先10ヵ所」に選ばれたり、「日本三大イルミネーション」に認定されたり、映画「今夜、ロマンス劇場で」のロケ地になったりと、国内外から多くの観光客が訪れる人気の観光地ですね。
詳細については別記事でまとめていますので、そちらをご参照ください。
あしかがフラワーパークの「ふじのはな物語~大藤まつり~」って行く価値あるの?
【あしかがフラワーパークの知っ得①】ホームページを確認してから行こう
あしかがフラワーパークのホームページには、あしかがフラワーパークを楽しむうえで重要な情報が掲載されています。
特に以下の点については、必ずチェックしてから訪れるようにしましょう。
現在の花の状況
あしかがフラワーパーク園内の、現在の花の状況が掲載されています。
写真付きで園内の状況が説明されており、どの花が見ごろなのかが分かるようになっています。
特にゴールデンウィーク近辺の「ふじのはな物語~大藤まつり~」の時期は、昼と夜の1日2回に分けて花の様子が掲載されているので要チェックです。
藤の開花情報の表現はおおむね「開花」⇒「見頃」⇒「満開」⇒「満開 今、最高の時」という順番で推移します。
「満開 今、最高の時」に訪れることができたら、ホントに最高だと思いますよ。
入園料
あしかがフラワーパークの入園料は、花の咲き具合によって料金が変動します。
毎朝7時に当日の入園料が決定されるので、ホームページで確認しましょう。
入園料が一番安い時期は、大人料金で300円です。
逆に入園料が一番高い時期の大人料金は1800円になります。
入園料が1800円になるのは、ゴールデンウィークあたりの藤が満開の時期です。
「一番安い時期の6倍もするなんて、いくらゴールデンウィークだからって値上げしすぎなんじゃないの?」と思ったそこのアナタ! そんなことは全くありませんよ。
藤が満開の時期については、はっきり言って1800円でも安いくらいです。
なんてったって、CNNの「世界の夢の旅行先10ヵ所」に選ばれるくらいの絶景ですからね。
ぜひ1度、入園料が1800円のときに訪れてみてください。
あまりの美しい景色に、言葉を失うくらい感動しますから。
開園時間
あしかがフラワーパークの開園時間は季節によって変わります。
入園料と同じページに、開園時間についても記載されているのでチェックしましょう。
通常期の場合は朝9時から夜6時までが開園時間です。
夏季と冬季は朝10時から夕方5時までと、開園時間が短くなっているので注意しましょう。
なお、春の「ふじのはな物語」と冬の「光の花の庭」のイベントが実施されている期間については、それぞれ開園時間が延長されます。
「ふじのはな物語」の実施期間中は、最長で朝7時から夜9時まで開園しています。
「光の花の庭」の実施期間中については、土日祝日は夜9時30分までが開園時間です。
あしかがフラワーパークへ訪れる前に、必ずホームページで開園時間を確認するようにしましょう。
【あしかがフラワーパークの知っ得②】入園料の割引がある
あしかがフラワーパークでは、入園料が割引になるサービスを実施しています。
夢の時間が流れる特別な場所を、おトクに楽しんじゃいましょう。
メール会員(無料)
あしかがフラワーパークのメール会員になると、時期によって期間限定の特別入園割引券をもらうことができます。
割引額はゴールデンウィーク近辺の「ふじのはな物語~大藤まつり~」の時期だと、昼の部が100円で、夜の部が200円です。
冬場の閑散期だと、なんと入園料が無料になったりもします。
入園料の割引のほかにも、おみやげ品や花うりば、ソフトクリーム売場などで使用できる割引チケットがもらえることもあります。
メール会員に登録すると花の見頃の時期の予想を知らせてくれたりもするので、「見頃を逃しちゃった!」なんてことも防ぐことができます。
メール会員の登録にあたっては入会金や年会費等は一切かからないので、登録しない手はありませんね。
花おい倶楽部(有料)
あしかがフラワーパークには「花おい倶楽部」という有料の会員制度もあります。
花おい倶楽部に入会すると、1年間にわたって入園料が無料になります。
東京ディズニーランドで言うところの「年間パスポート」みたいなものですね。
花おい倶楽部の会員と一緒に入園する場合は、同伴者5名まで入園料が200円引きになります。
もし、友人・知人に花おい倶楽部の会員の人がいたら、一緒に連れて行ってもらいましょう。
とはいえ、あしかがフラワーパークの近所に住んでいる人などでないと、なかなか年パスは持っていないかもしれませんが……。
コンビニ前売り券
春のゴールデンウィークや冬のイルミネーションの時期は、コンビニで前売り入園券が販売されます。
ゴールデンウィークの場合は、大人1800円のところ1600円で販売しています。
昼の部の場合、入園料が1800円だったときは200円引きとなるので、メール会員の特別入園割引券(100円引き)よりもおトクになりますね。
ゴールデンウィーク期間中はチケット売り場に長蛇の列ができるので、コンビニで前売り入園券を買っておけば入園までの時間短縮にもなりますよ。
夜の部がおトク
あしかがフラワーパークは、ライトアップ期間中だと夜の部(17時30分以降)の入園料が300円引きになります。
昼の部が1800円だった場合は、夜の部が1500円になるということです。
しかも、メール会員の特別入園割引券(200円引き)も使用すると、夜の部に1300円で入園できちゃいます。
あしかがフラワーパークの夜の部に訪れる場合は、メール会員になっておきましょうね。
その他の割引
入園券には「次回ご入園割引券」が付いており、次回の入園時は3名まで200円引きで入場することができます。
最近あしかがフラワーパークへ行った知り合いがいれば、その人と一緒に行けば200円引きで入園することができるわけですね。
また、あしかがフラワーパークはJAFの優待施設になっているので、チケット売り場でJAFの会員証を見せることで100円引きになります。
JAFの会員の人は、利用してみてはいかがでしょうか。
結局どの割引がいいの?
いろいろな入園料の割引をご紹介しましたが、一番のオススメはコンビニの前売り券です。
入園料の割引だけではなく、チケット売り場に並ばなくてよいという点でもオススメですね。
なお、ゴールデンウィークの期間中の値段は以下のとおりです。
夜の部:大人1500円 ⇒ コンビニ前売り券1300円
コンビニの前売り券が発売されていない時期であれば、メール会員がよいでしょう。
入園料の割引だけでなく、おみやげ品や園内で販売されているアイスなどの割引券がもらえるのも魅力的ですね。
あしかがフラワーパークへ行くなら、ひとまずメール会員になっておいて損はありません。
様々な割引サービスを利用して、あしかがフラワーパークをおトクに楽しみましょう。
【あしかがフラワーパークの知っ得③】空いている時間を狙おう
あしかがフラワーパークは、繁忙期にはたいへん混雑します。
特にゴールデンウィーク期間中は、東京ディズニーランドや原宿竹下通りに匹敵するくらいの大混雑です。
そこで、できるだけ空いている時間を狙って訪れることをオススメします。
狙い目は開園直後と閉園直前
狙い目の時間は、ズバリ開園直後と閉園直前です。
ゴールデンウィーク中は朝7時に開園するので、昼間に訪れる場合はできるだけ早い時間に訪れましょう。
開園から時間が経つにつれてバスツアーの団体客なども到着し、園内はだんだん混雑していきます。
キレイな写真が撮りたければ花をゆっくりと鑑賞するのは後回しにして、開園直後にササっと一通りのフォトスポットを巡ってしまいましょう。
夜になっても、園内は藤棚のイルミネーションを見に来た観光客で溢れています。
ただ、時間が遅くなるにつれて少しずつ人数が減っていくので、閉園直前まで粘るとだいぶ落ち着いて見ることができるようになります。
開園直後と閉園直前のどちらも他のお客さん次第というところはありますが、日中よりも混雑していないのは確実です。
混雑が苦手な人は、それらの時間を狙って訪れてみてはいかがでしょうか。
【あしかがフラワーパークの知っ得④】無料の記念撮影サービスには理由がある
あしかがフラワーパークでは正面ゲート近くのフラワーステージの手前などで、無料の記念撮影サービスを実施しています。
職員の方が「無料ですよ~」と呼び込みをしていて行列ができているので、すぐに分かると思います。
この無料の記念撮影サービスは、たしかに無料で記念撮影をしてくれるのですが、もらえる写真は1990年代のプリクラくらいの大きさと非常に小さなものです。
最近おきのすけは老眼が出始めたこともあって、この写真では自分の表情がまったく見えません……。
大きな写真が欲しい場合は、1200円を支払えば紙製の写真立てに入った状態で購入することができます。
ただ、おきのすけが初めて撮影してもらったときは「無料」という思いが強かったため、少しダマされたような気持ちになりました。
まあ、普通に考えれば無料で記念撮影をしてくれて、まともな写真までもらえると思うほうが図々しいのかもしれませんが……。
おきのすけと同じように無駄にガッカリしないためにも、初めてあしかがフラワーパークに訪れる人は頭に入れておくとよいでしょう。
【あしかがフラワーパークの知っ得⑤】近くの名所や観光地とのハシゴがおすすめ
あしかがフラワーパークは見どころが満載なのですが、食事やショッピングをしても2時間くらいあれば事足りてしまいます。
ただ、フラワーパークを見終わったあと、すぐに家へ直帰……というのは少々もったいないですね。
せっかくなので、近くにある名所や観光地へ寄ってみてはいかがでしょうか。
いくつかオススメの観光スポットをご紹介します。
栗田美術館(あしかがフラワーパーク駅)
「栗田美術館」は、伊万里焼や鍋島焼を専門とする陶磁器の美術館です。
1986年9月にクイーンのボーカリストのフレディ・マーキュリーがお忍びで来日した際に訪れたそうで、最近ファンの間でちょっとした話題になった施設です。
フレディが訪れたときの写真が飾られていたりするので、クイーンのファンの方はぜひ足を運んでみてください。
もちろん、陶磁器に興味のある人には文句なくオススメです。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」に関するおきのすけの記事はコチラ
佐野プレミアム・アウトレット(佐野駅)
あしかがフラワーパークと一緒に訪れる観光スポットの大本命といえば、「佐野プレミアム・アウトレット」でしょう。
約180店舗ものブランドショップがあり、飲食店やフードコートも充実しているので、1日まるまる過ごしても飽きませんね。
毎年ゴールデンウィークには期間限定で、あしかがフラワーパークと佐野プレミアム・アウトレットを結ぶ直行バスが運行しています。
おきのすけが直行バスに乗車したときは、1時間くらいで佐野アウトレットまで行くことができました。
直行バスは何といっても、バスに座って寝ているだけで佐野アウトレットへ行けるのが最高ですね。
直行バスを利用しなくても、佐野アウトレットには電車とバスを乗り継いで簡単に行くことができます。
あしかがフラワーパーク駅から両毛線で2駅となりの佐野駅へ行って、駅前から出ている路線バスに乗るだけです。
この場合、電車とバスの接続がうまくハマると、あしかがフラワーパーク駅から30分くらいで佐野アウトレットに着いてしまうこともあります。
ちなみに、おきのすけはあしかがフラワーパークを歩き回ってむくんだ足でアウトレットへ行って、仕事用の革靴を買って帰るのが定番です。
「佐野ラーメン」と「いもフライ」(佐野駅)
佐野といえば「佐野ラーメン」が有名ですね。言わずと知れた佐野市のご当地ラーメンです。
佐野ラーメンは「青竹打ち」と呼ばれる技で作られる平打ち麺が特徴。
醤油ベースのスッキリとしたスープであることが多く、女性でも食べやすいのが嬉しいですね。
午前11時頃から開店するお店が多いため、朝一であしかがフラワーパークへ行く場合は注意しましょう。
「いもフライ」も佐野の名物として有名ですね。
いもフライというのは、ふかしたじゃがいもに衣をつけて油で揚げ、ソースをかけたB級グルメです。
シンプルな味のじゃがいもにソースのしみ込んだ衣がマッチして、とっても美味しいですよ。
佐野駅へ立ち寄るときは、ぜひ「佐野ラーメン」と「いもフライ」を召し上がってみてください。
足利学校(足利駅)
「足利学校」は、2015年に日本遺産に認定された日本最古の学校です。
フランシスコ・ザビエルが16世紀半ばに「日本国中最も大にして最も有名な坂東の大学」と記し、その名は海外にまで伝えられました。
社会科の教科書に載っていたのを覚えている人も多いのではないでしょうか。
史跡内は落ち着いた雰囲気で、美しい建物や庭園を眺めていると心が安らぎます。
足利学校は日本最古の学校ではあるものの、いったい誰がいつの時代に始めたのかが分かっていないという謎の学校でもあります。
そんなミステリーに思いを馳せながら、史跡内を散策するのも面白いかもしれませんね。
◆アクセス
JR両毛線「足利駅」より徒歩10分
東武伊勢崎線「足利市駅」より徒歩15分
◆営業時間
4月 ~ 9月:午前9時~午後4時30分
10月~3月:午前9時~午後4時
http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/site/ashikagagakko/
鑁阿寺(足利駅)
鑁阿寺(ばんなじ)は鎌倉時代に建立された真言宗大日派の本山です。
国の史跡に指定されており、「日本100名城」にも選ばれています。
国宝の「本堂」や重要文化財の「鐘楼」「経堂」も魅力的ですが、あしかがフラワーパークを訪れる植物好きの人にオススメなのは「大銀杏(イチョウ)」です。
鑁阿寺の大銀杏は樹齢が約650年で、あしかがフラワーパークの藤と同様に栃木県の天然記念物に指定されています。
11月下旬頃には葉が見事な黄金色に染まります。
秋にあしかがフラワーパークを訪れる際は、ぜひ鑁阿寺にも立ち寄ってみてください。
◆アクセス
JR両毛線「足利駅」より徒歩7分
東武伊勢崎線「足利市駅」より徒歩10分
◆拝観時間
午前9時~午後4時
http://www.ashikaga-bannaji.org/index.html
渡良瀬橋(足利駅)
オッサン世代なら聞いたことがあるであろう、森高千里さんの名曲「渡良瀬橋」のモデルとなった渡良瀬橋は、ここ足利にあります。
渡良瀬橋から少し離れたところに「渡良瀬橋」の歌碑があり、左手にあるボタンを押すと頭上のスピーカーからフルコーラスが流れます。
歌詞に出てくる「八雲神社」や「床屋の角にポツンとある公衆電話」なんかも実在するので、それらを巡ってみるのも面白いですね。
足利駅から少し離れていますが、往年の森高ファンの人はぜひ訪れてみてください。
それにしても森高さんは、いつになったらオバさんになるんですかね。
いつまで経っても若いままなのがスゴい……。
◆JR両毛線「足利駅」より徒歩15分
「あしかがフラワーパークへ初めて行く前に知っておきたい5つのこと」のまとめ
いかがでしたでしょうか。
あしかがフラワーパークは園内も周辺も見どころが盛りだくさんです。
訪れる際は事前に計画を立てて、大いに楽しみましょう。
初めてあしかがフラワーパークへ行くときに、何かしらお役に立つことがあったら嬉しく思います。
ひとまず、以上!