はい。おきのすけです。
みなさん、スカイダイビングは好きですか~。
今回は40代で初めてのハワイ旅行記の第5弾として、3日目の前編をお届けします。
3日目は午前中にノースショアで人生初のスカイダイビングをしました。
1日目と2日目の旅行記についてはコチラをご覧ください。
目次
ハワイでスカイダイビングをすることになったワケ
3日目の午前中のスケジュールは、今回のハワイ旅行の目玉の1つ「スカイダイビング」です。
おきのすけは、スカイダイビングをするのは生まれて初めてです。
いつもなら、海外旅行へ行ったら海のスクーバ(スキューバ)ダイビングをするのが定番なのですが、友人から
「ハワイに行くならスカイダイビングでしょ!」
「国内や他の国でやるよりも費用が安いから、ハワイに行くなら絶対にやったほうがいいよ!!」
「飛んだら人生観が変わるよ!!!」
などと熱弁されたので、「よし、じゃあ体が動くうちに、いっちょやってみっか!!」と軽いノリでスカイダイビングをすることにしました。
でも、おきのすけは高所恐怖症なんですけどね……。
ハワイのスカイダイビングは安い?
友人の話では「ハワイはスカイダイビングにかかる費用が安い」とのことでしたが、調べてみると確かにハワイは安いみたいですね。
ハワイだと2万円くらいの費用でスカイダイビングができるところ、国内だとハワイよりも飛び降りる高度が低いのに、3万円から5万円くらいかかるところがほとんどです。
海外の場合は、近場だとグアム、サイパン、オーストラリアなんかでもスカイダイビングができます。
ただ、酸素補給なしで上がれる最高高度の4200メートルから飛び降りるプランだと、グアム、サイパン、オーストラリアは200ドル以上の費用がかかります。グアムなんかは300ドル近くかかりますね。
それに対して、ハワイの場合は200ドル未満で同じ高度から飛び降りることができます。
ハワイは他のところよりも安い値段でスカイダイビングをすることができるので、興味がある人はぜひハワイで体験してみましょう。
実際にやってみた感想としては、「これは人生で1度は経験してみるべき!」と思いました。
だって、生身の体で空を飛んで雲を突っ切るなんて体験、なかなかできないでしょ?
いざ、スカイダイビングツアーへ
今回のスカイダイビングはVELTRA(ベルトラ)でツアーを申し込みました。
↓このツアーです。
ハワイ スカイダイビング ハワイ州無事故記録保持!安全装置付き機材使用! by パシフィックスカイダイビングセンター
バウチャー(予約証明書)を見たところ、集合時間は朝の4時50分。めっちゃ早い~。
しかも、長時間車を停めておくことができないから、集合時間の15分前くらいから待機しているようにとのこと。
遅刻して他の参加者を待たせるのも気まずいので、気合を入れて4時30分に集合場所へ行きました。
集合場所はロス・ドレス・フォー・レス ワイキキ店(ROSS DRESS FOR LESS Waikiki)の出入り口前でした。
おきのすけが滞在しているシェラトン・ワイキキからは、歩いて5分くらいの距離です。
集合場所へ行く途中で、ロイヤル・ハワイアン・センターにあるDEAN & DELUCAの前を通ったのですが、こんな早朝だというのに既に10人くらいの人が並んでいました。
並んでいたのは全員日本人です。DEAN & DELUCAのスモールサイズのトートバックって、日本人にものすごく人気なんですね。
ノースショアの飛行場へ到着
スカイダイビングをする場所は、ノースショアにある飛行場です。
ワイキキから飛行場までは、送迎車で1時間くらいかかりました。
飛行場への移動中の車内で、スカイダイビングの危険性について説明したビデオを見ることになります。
ビデオを見たあとに免責同意書にサインをするように求められるのですが、その内容がなかなか衝撃的でした。
『私は死ぬ可能性があることを承知で飛びます』『私は死んだり怪我をしたりしても、決して訴訟はしません』みたいな内容がツラツラと書き並べられていて、かなり恐ろしかったです。
内容を読みながら「こんな危険なことをノリでやっていいのか、自分?!」って、思わず早朝から自問自答してしまいましたよ……。
パシフィックスカイダイビングでスカイダイビング
今回のツアーの催行会社は、パシフィックスカイダイビングという会社です。
42年の実績と経験があり、これまで一度も死亡事故を起こしていないそうです。
「一度も死亡事故を起こしていない」というのが宣伝文句になるところが、スカイダイビングの危険性をよく表していますね。おそろしい……。
パシフィックスカイダイビングは、ハワイで唯一アメリカ国防総省の公認を受けたスカイダイビング会社だそうです。
国の機関から公認されていると聞くと、なんとなく安心するから不思議ですね。
なお、パシフィックスカイダイビングのインストラクターには、日本語ができる人はいないようでした。
もっとも、英語を話さなければならない場面はほとんどないので、特に困ることはないでしょう。
ツアーで参加すれば、周りに日本人のお客さんがたくさんいますしね。何とかなります。
もし何か困ったことがあったら、送迎のドライバーさんがカタコトの日本語ができるので、ドライバーさんに聞くと良いでしょう。
おきのすけのときは、ツアー終了まで同じドライバーさんが帯同してくれました。
スカイダイビングの講習を受ける
飛行場へ着いたら、教室のような部屋でスカイダイビングの注意点に関するビデオを見て、簡単な講習を受けることになります。
このときに参加基準年齢の「18歳以上65歳以下」であることを証明する資料として、パスポート(コピー可)を提出しなければなりません。
ハワイ州では法律で参加基準年齢が定められているのだそうです。
そのため、パスポートを忘れるとスカイダイビングができなくなる可能性があります。
絶対に忘れないようにしましょう。
スカイダイビング中の服装について
パシフィックスカイダイビングの場合は、動きやすい服であれば何でもOKのようです。
着替えは用意されておらず自分の私服で飛ぶことになるため、汚れてもいいカジュアルな服装で参加することをオススメします。
肩にリュックのような装具を背負うので、タンクトップだと肩や胸の横が擦れて痛いかもしれません。Tシャツのように袖のある服のほうがよいでしょう。
下は汚れが目立たないジーンズなどが向いていそうです。着地の際に尻もちをついている人も見かけますので、汚れてもいいものにしておいたほうが安心です。
靴についてはサンダルなど脱げやすいものは不可で、つま先が保護された靴を履いてくるように指定されます。脱げにくいスニーカーがベストですね。
もっとも、サンダルのような脱げやすい靴で参加してしまった場合は、スニーカーを貸してくれるようです。一緒の送迎車で参加していた女性が借りていましたので。
おきのすけは、Tシャツ・短パン・スニーカーで参加しました。
Tシャツだと朝のうちは少し肌寒かったので、上に軽く羽織れるものを持って行ってもよいかもしれません。
スカイダイビング中に写真やビデオの撮影を希望する場合
安全上、スカイダイビングをしている最中は、自分で持参したカメラやビデオを使用することはできません。
そのため、スカイダイビング中の自分の姿や景色を写真やビデオに撮りたい場合は、インストラクターかカメラマンに撮影をお願いしましょう。
教室での講習の後に撮影を申し込むことができます。
おきのすけは、カメラマンにビデオ撮影をしてもらうことにしました。
カメラマンに撮影をしてもらう場合は、自分専属のカメラマンが一緒に飛んでくれることになります。
そのため、お値段が少しかかります。おきのすけの場合は178ドルでした。当日のレートでいうと、日本円でだいたい2万円くらいです。
2万円と聞くと「高っ!」と思うかもしれませんが、カメラマンも命がけですから、それだけの価値はあると思いますよ。
自分では決して撮ることのできない映像ですし、スカイダイビングをするのは一生に一度かもしれませんしね。
講習を受けたあとは、名前が呼ばれるまで待機
講習を受けたあとは、自分の名前がアナウンスされるまで、しばらく待機することになります。
建物の周りに軽食を販売しているワゴン車や、お菓子の自動販売機があるので、飛ぶ前に小腹を満たしておくのもいいですね。
のんびりと飛行場の景色を眺めたりしながら、リラックスして名前が呼ばれるのを待ちましょう。
おきのすけの場合は、名前が呼ばれるまで1時間くらい待ったと思います。
ただ、送迎車で一緒だった人のうちには、講習のすぐ後に呼ばれている人もいましたので油断は禁物です。
インストラクターとご対面
自分の名前がアナウンスされたら、コインロッカーに手荷物を預けます。
コインロッカーを利用するために25セント硬貨が必要なので、事前に準備をしておくとよいでしょう。
手荷物を預けたら、一緒に飛んでくれるインストラクターやカメラマンとのご対面です。
おきのすけの担当になったインストラクターとカメラマンは、超ハイテンションなお兄さんたちでした。
明らかに日本人のテンションとは違います。何かあるたびにHigh-five(ハイファイブ=ハイタッチ)を求めてくるし……。
あまりにもハイテンションだったので、対面したあと、
「あの感じだと、スカイダイビング中は大袈裟に喜んだほうが良さそうだな~」
とか、
「とりあえず、飛んだら『Amazing!』とか叫んでおこうかな~」
なんて、悶々と考えてしまうくらいでした。
とはいえ、自分の命を預ける2人ですから、気持ちよく仕事をしてもらわなければなりません。引いてる場合じゃないぞ~。
そこで「よし、今日はテンション5割増で行こう!!」と決意して、自分の人格を崩壊させることにしました。がんばるぞ!!
インストラクターにレクチャーを受ける
インストラクターからは、スカイダイビングをする際の体の姿勢についてレクチャーを受けました。
スカイダイビング中は、インストラクターと2人1組で親ガメ子ガメのようになって飛ぶことになります。
おきのすけが前にいて、インストラクターが後ろから背中に覆いかぶさっているような感じですね。
インストラクターからレクチャーされたのは、「飛行機から空中へ飛び出すときにアゴを上げて、ヒザを後ろに折ってエビ反りになること」と「着地の際は足を高く上げて、地面に着けないこと」の2点です。
インストラクターと練習をしてみると、意外とすんなりできました。「Very good」と言われて High-fiveします。
その後、カメラマンからビデオ撮影用のインタビューをされました。終わったらまたHigh-fiveです。
いったい今日は何回High-fiveをすることになるやら……。
いよいよ出発のとき
インストラクターの講習を終えたら、いよいよ上空へ出発です。
おきのすけは他のお客さんやそれぞれのインストラクター・カメラマンらと、総勢15人くらいの団体で飛び立つことになりました。
インストラクターが担当のお客さんに冗談をいって和ませたりしながら、みんなでゆっくりとセスナに向かいます。
お客さんは笑顔なものの、みんな緊張した面持ちでした。きっと、おきのすけも笑顔がこわばっていたんだろうなぁ。
飛行場の入り口のフェンスに、「LAST CHANCE」と書かれたプレートがかかっていました。
「引き返すなら、ここが最後のチャンス」ってことでしょうか。
逆に言えば、このフェンスを超えたら引き返すことはできないってことですよね。
こわいよ~。
セスナで上空へ
インストラクターに連れられて、みんなで次々とセスナに乗り込みます。
インストラクターが何かを言っているけれど、プロペラの音がすごくて何を言っているのか全く分かりません。
もっとも、おきのすけは英語が苦手なので、静かなところで聞いたとしても何を言っているのかは分からないんですけどね……。
飛び立つセスナの中で、目を保護するためのゴーグルをもらいました。
透明なプラスチックの板を曲げて、はじっこに耳へかけるためのゴム紐を通しただけの簡素なものです。
まるで子供が工作したみたいにチープなものだけど、こんなんで大丈夫なのかな。
セスナが飛び立ってしばらくすると、雲の上に出ました。
このまま高度14000フィート(4267m)まで、グングン上昇していきます。
約4キロっていったら、新宿から渋谷くらいの距離ですね。そんな高さから飛び降りて大丈夫なのか?
外の景色がキレイだけど、これから飛び降りるんだと思うと、のんびりと景色を眺めている余裕なんてありません。
インストラクターたちは慣れているためか、ずっとハイテンションで冗談を言い合っています。みんな元気だな~。
もしかしたら、お客さんを不安にさせないように、わざと賑やかにしてくれているんですかね。
それとも、ヘタしたら死ぬかもしれないわけだから、異常なくらいにハイテンションにならないと恐怖心に打ち勝つことができないのかな……。
おきのすけもインストラクターたちのテンションに負けじと、何か言われるたびにHigh-fiveを繰り出しました。
だんだんHigh-fiveにも慣れてきたな。
高度14000フィート(4267m)に到達
いよいよ高度14000フィート(4267m)に到達しました。
よく高層ビルの展望台から地上を眺めたときに「人がアリみたいに見える~」なんていいますが、高度14000フィートの高さからだと、もはや人の姿なんて判別できません。
こんなに高いところから飛び降りて、ホントに生きて帰ることができるのだろうか……。
「yeahhhhhhhhaaaaa!!」
途端に機内が騒がしくなり、次々と人がセスナの外へ飛び出し始めました。
みんな「キャー」とか「ウォー」とか叫びながら飛び降りていきます。
人が次々と空へ吸い込まれていく姿を見ていると、とても現実のこととは思えませんでした。
まるで戦争映画かパニック映画でも見ているかのようです。なんかトラウマになりそう。ひ~。
おきのすけは順番が最後だったので、全員の叫び声を聞いてから飛び立つことになります。
むむむ、おそろしすぎるぞ……。
飛ぶしかない!!
いよいよ、おきのすけが飛び降りる順番になりました。
インストラクターに背中を押されて、慌ただしくセスナの後方の出口まで押し出されます。
「ちょ……もう体が外に出てるし……こわっ!」
どんなに怖くても、ここまできたら飛ばないわけにはいきません。
「LAST CHANCE」は、とっくの昔に過ぎてしまっていますしね。
「もう何も考えないことにしよう。人形になったつもりで、すべてをインストラクターに委ねよう……」
おきのすけなりに意を決した瞬間、「Three! Two! One!!」の合図とともに、空へ飛び出しました。
フリーフォール!!!
「ゔぐあぁぁぁぁーー!」
恐怖で声にならない声を発しながら、空へ飛び出しました。
セスナがグングンと遠のいていくのを見て、自分が落下していることを実感します。
「まぢか! おぢる~!! ごえぇぇ~!!!」
フリーフォールの速度は、平均で時速120マイル(約193km)だそうです。新幹線なみの速さですね。
あっという間にセスナが見えなくなりました。
セスナが見えなくなると、自分の位置を計る目印がなくなったためか、落ちているという感覚がなくなりました。
空中に浮いていると言えばいいのかな、無重力とも少し違います。
「ただ空中にいる」といった感じですかね。
いままでに体験したことのない不思議な感覚です。「これ、ホントに現実なのかな」と思うくらい。
あまりに非現実的だったためか、だんだんと怖さを感じなくなってきました。
その後はしばらくボーっとしていたのですが、一緒に飛んでいるカメラマンに手を振られて我に返りました。
「おおっ! カメラマンの人が空を飛んでる! すげー!!」
そこからは、カメラマンに向けて手を振ったり、空中ブランコみたいにカメラマンと手をつないだりと、無我夢中でカメラマンの期待に応える行動をしました。
命がけで空を飛んでいるにも関わらず、人に期待された行動をしてしまうのは、日本人のサガですね……。
雲に突っ込む!
続いて、雲の中に突っ込みます。
「いててててて……」
雲の中の氷の粒が顔に当たって、チクチクと刺さるような感じがしました。
顔はチクチクと痛いものの、ゴーグルをしているおかげで氷の粒が目に当たることはありません。「子供の工作みたいだ」なんて、バカにしてゴメンよ。
雲の中は空気がとっても冷たかったです。耳がキーンと冷えて、ちぎれそうなくらいに痛くなりました。
まるで真冬に外を歩いているときのようです。耳当てがほしい~。
スカイダイビングをやらなかったら、雲の中に入ることなんてないまま一生を終えていたんだろうなぁ。
無事にパラシュートが開いた
雲を抜けると、インストラクターがパラシュートを開きました。
「ほわっ!!」
体がパラシュートに引っ張られたことで、自分が落下していたことを思い出しました。
セスナを飛び降りてから、パラシュートが開くまでは約60秒間。
たった1分間のフリーフォールなのに、ものすごく長い時間に感じました。
あまりにも衝撃的な経験で、脳みそが情報を処理できなかったんですかね。
しばし空中散歩
無事にパラシュートが開いたら、しばらくは優雅に空中散歩のお時間です。
パラシュートが開いてから着陸するまでは、5~6分くらいかかります。
このころになると空中にいることに慣れてきたのか、まったく怖くありません。高所恐怖症なのに……。
のんびりと周りの景色を眺める余裕もありました。そろそろ原宿くらいまで来たかな~。
そんなのんきな気分でいたところ、突然あることを思い出しました。
「そういえば、まだ『Amazing!』を使っていない……」
そのことを思い出すと、フリーフォール中にすっかりテンションが高くなっていたこともあって、無性に使ってみたくなりました。
『Amazing!』
インストラクターは無反応です。あれ、聞こえなかったのかな?
『あ、Amazzzzzing!!』
呪文を唱えるように少し強めに叫んでみました。しかし、依然としてインストラクターは無反応のまま。
あれ、発音が悪すぎて、インストラクターが理解できていないのかな??
「それなら『Oh my god!』にしてみようかな。でも、なんか抵抗があるな……」
なんてことをアレコレと考えていたら、無邪気に『Amazing!』なんて叫んでいた自分が急に恥ずかしくなってきました。
調子に乗って、余計なことをするんじゃなかった……。
旋回、旋回、また旋回……
その後、しばらく黙って景色を眺めていたら、「hahaha!」という笑い声とともに、突然インストラクターが旋回し始めました。
「ひえ~、目が回る~! やめて~!!」
「hahahahahaha!!」
『Amazing!』の呪文が効きすぎたのか、インストラクターはグルグルと回り続けます。
「き、気持ち悪い……吐きそう……」
ふと下を見ると、先に飛び降りたお客さんたちも同じようにグルグルと回されています。
もしかして「お客さんに、ちょっとしたスリルを楽しんでもらう」みたいな感じでやっているのかな~。
でも、スリルを味わうというより、ただ目が回って気持ちが悪いだけ……。
船酔いや車酔いをしやすい人は、事前に酔い止めの薬を飲んでおくことを強くオススメします。
そろそろ着陸の準備
吐き気と戦っている間に、だいぶ地上が近づいてきました。そろそろ着陸態勢に入ります。
「着陸するときは、両足を高く上げるんだったよな」
不用意に素人が足を地面につくと、ケガをしてしまう可能性があるそうです。
頭の中でシミュレーションをしながら、その時を待ちます。
いざ、着陸!
いよいよ着陸です!
ズザザザァァァーーーー!
インストラクターの足が地面をこする音が響きます。
「おっととととと!」
おきのすけも、よろけながらも何とか立ったままの体勢を維持します。
見事、着陸成功です! 不肖おきのすけ、無事生還いたしました!!
なんという達成感でしょう。飛び降りるときの恐怖に打ち勝った自分を褒めてやりたい気持ちです。
無事に戻ることができた安堵感からか、ヒザの力が抜けて地面に崩れ落ちそうになりました。
着陸直後にカメラマンからインタビューを受けましたが、達成感と安堵感で頭が錯乱していて、何をしゃべったのか全く覚えていません。
その後、インストラクターと最後のHigh-fiveをして、おきのすけの人生初のスカイダイビングは終了しました。
着陸後に映像をチェック
スカイダイビングを終えた後に、スカイダイビングをした証として認定書をもらいました。
きっとこの認定証をみるたびに、今日の体験を思い出すことでしょう。
カメラマンに撮影してもらった映像は、建物の中にある映写室で見ることができます。
自分のスカイダイビング中の映像が大きなスクリーンに映し出されるのですが、他のお客さんと一緒に見るので少し恥ずかしかったです。
Tシャツで飛んだら、腹が丸出しになってたし……。
映像のデータはUSBメモリに入れた形でもらうことができます。CD‐Rと違って割れないし、コンパクトで助かりますね。
あと、建物の中にインストラクターやカメラマンに向けた感想を記入するノートが置いてあるコーナーが設けられています。
ノートの上にチップを入れる箱があるので、チップを払いたい場合はその箱の中に入れましょう。
おきのすけはインストラクターとカメラマンに20ドルずつ入れました。また、帰りにドライバーさんにも10ドルのチップを渡しました。
費用はいくらかかったの?
参考までに、今回のスカイダイビングでおきのすけが支払った費用は以下のとおりです。
・スカイダイビング料金:197ドル
・カメラマン撮影(ビデオ):178ドル
・インストラクターへのチップ:20ドル
・カメラマンへのチップ:20ドル
・ドライバーへのチップ:10ドル
合計:425ドル
最終的には日本円で4万8000円くらいでした。
当初の想定よりも少し出費がかさみましたが、滅多にできない体験ができたので大満足です。
「とにかくスカイダイビングを体験してみたい」ということであれば、ビデオ撮影などをしなければ2万円くらいで体験することができますね。
チップについては気持ちの問題なので、サービスに満足したら払えばいいわけですし。
まあ、チップがゼロっていうのは失礼なのかもしれませんが……。
スカイダイビングを終えて
セスナから次々に人が飛び降りていく姿を目にしたときは、悪夢でも見ているんじゃないかと思うくらいに怖かったです。
それなのに、いざ空中へ飛び出してしまうと、不思議と恐怖心がなくなりました。
「どんなに怖がってみたところで、もはや自分の力ではどうすることもできないのだ」という現実を受け入れたら、気持ちがふっ切れたんですかね。
スカイダイビングをやって人生観が変わったかというと、そこまで深く実感したものはありません。
でも、空中へ飛び降りるときに勇気を出して恐怖に打ち勝てたことは、ちょっと自信になりました。
「高所恐怖症でもスカイダイビングができたのだから、他の苦手なことについても勇気を出してチャレンジすれば、克服することができるかもしれないな」という前向きな気持ちにはなりました。
オッサンになったらいつ体が動かなくなるとも限らないし、やりたいことがやれるうちにやっておかなくては!
スカイダイビングは失敗したら死ぬ可能性があるので安易にオススメはしませんが、新たな刺激を求めている人には打ってつけのアクティビティだと思います。
午後はカハラモールでショッピング
3日目の午後は、カハラモールでのんびりとお買い物をする予定です。
午前中が濃密だったので、午後はゆっくりと過ごしたいな~。
ってことで、よろしければ午後もお付き合いください!
~3日目後編につづく~
👉【海外旅行】スリに負けない! 買ってよかったおすすめの防犯グッズ
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ハワイ旅行の参考になる本をご紹介。
初めてハワイを訪れる方は、まず「るるぶ」や「まっぷる」で定番スポットを押さえて、「ハワイ本」で補足をするという使い方がオススメです。 ホノルルを中心に楽しむ予定の方はコチラ。 ハワイ本は大人の女性に人気ですね。他の本には載っていないオシャレな情報が満載です。 大人の男性ならMEN'S CLUBのハワイ特集号がトキメクかも。
ハワイのファッションはもちろん、オシャレなバラまき土産やロコ飯の情報も要チェックです。
海外旅行先でスマホやタブレットを使うと、高額な通信料を請求されそうで不安じゃありませんか。
特に家族や友人と一緒に海外旅行へ行く場合は、1台の海外用WiFiをレンタルして共有すれば、通信料が圧倒的におトクになりますよ。
楽天トラベル、エクスペディアなど様々な予約サイトのデータをもとに、ホテル・航空券の料金が今後もっと値下がりする確率をatta(アッタ)のAIが予測してくれます。
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