はい。おきのすけです。
海外旅行へ行くご予定のみなさん、荷物の防犯対策は万全ですか~。
特にヨーロッパやアメリカの都市部・東南アジアなどスリが多い地域へ行く人は、財布やパスポートをスラれたりしないかと心配ではないでしょうか。
今回は「Pacsafe VIBE325(パックセーフ バイブ325)」という防犯ボディバッグをレビューします。
目次
Pacsafe VIBE325(パックセーフ バイブ325)とは
- 多数のセキュリティ機能を備えた防犯ボディバッグ
- A4サイズ対応&タブレットを保護するスリーブを装備
- タウンユースに最適なサイズ感
「Pacsafe VIBE325(パックセーフ バイブ325)」は、最新のセキュリティ機能が満載の防犯性に優れたボディバッグです。
数ある防犯バッグの中でも、Pacsafeの製品は「切り裂き防止機能」が充実していることで評判ですね。
容量:10L
重量:620g
サイズ:H40×W23×D8cm
Pacsafe VIBE325はA4サイズに対応した大きさで、書類はもちろんのことノートPCやタブレットも収納することができます。
海外旅行に限らず、普段の生活の中でも使用しやすいサイズ感です。
多数のセキュリティ機能を備えた防犯ボディバッグ
Pacsafe(パックセーフ)はセキュリティ機能の高いキャリーバッグや旅行用のバックパックなどをリリースしていることで有名なブランドです。
今回レビューするPacsafe VIBE325にも、多数のセキュリティ機能が搭載されています。
ステンレスワイヤー内臓
海外では電車や人混みの中でバッグの表面をナイフで切り裂かれて、中の貴重品を盗まれるという犯罪が横行しています。
そのような犯罪による被害を防ぐため、Pacsafe VIBE325はバッグの表面生地の中にステンレスのワイヤーを内蔵しています(スラッシュガード機能)。
仮にバッグの表面を切り裂かれてしまったとしても、中の荷物はワイヤーで守られるため盗まれないという寸法です。
表面の生地にステンレスのワイヤーが入っているなんて聞くと、重たいんじゃないかと思いませんか。
ところがどっこい、Pacsafe VIBE325の重さは620gしかありません。
実際に肩へかけてみると、とても軽いことに驚きますよ。
スキミング防止機能
「スキミング」というのは、カードなどに書き込まれている情報を盗み取られてしまう犯罪のことです。
ひと昔前は、スキミングといえばATMやお店でカードを使用したときに情報が盗まれるという犯罪でした。
しかし、現在では無線を使うことによって、バッグの中にあるカードからも情報を盗み取ることができてしまいます。
パスポートにもICチップが搭載されているので、「知らないうちに自分の個人情報が盗まれている」なんてこともあり得るのだとか。
Pacsafe VIBE325にはスキミング対策として、「RFID SAFE」という無線をブロックするポケットが搭載されています。
このRFID SAFEポケットにカードやパスポートを入れておけば、スキミングの被害から身を守ることができます。
RFID SAFEポケットは、パスポートがすっぽりと収まる大きさです。
マジックテープが付いているので、ポケットの中に入れたパスポートや財布などがバッグの中に散乱してしまうようなことがありません。
【海外旅行】防犯リュック Pacsafe VIBE25(パックセーフ バイブ25)レビュー
3段階ロック機能
Pacsafe VIBE325には、3段階のロックシステムが搭載されています。
このロックシステムにより「気がつかないうちにジッパーを開けられて、スリにバッグの中の荷物を盗まれる」という事態を防ぐことができます。
Pacsafe VIBE325のジッパーは、左右の引き手が噛み合うような作りになっています。
2つの引き手を重ねて、1つの引き手にするイメージです。
ジッパーの引き手を噛み合わせると、このようにエッフェル塔のような形になります。
このエッフェル塔の状態のままで引き手を左右に引いても、バッグを開くことはできません。
Pacsafe VIBE325には、ジッパーの引き手を固定するロックポイントが搭載されています。
引き手をロックするには、まずエッフェル塔状態のジッパーをロックポイントの金具へ通し、「pacsafe」と刻まれた黒い部品を横にスライドさせます。
次に、ロックポイントから突き出ている四角い部品を押し込みます。
するとロックがかかり、「pacsafe」と刻まれた黒い部品をスライドさせることができなくなります。
上の写真が3段階のロックをした状態です。
ジッパーの引き手をこのような状態にしておけば、スリがジッパーを開けようとしても簡単には開けることができません。
3段階ロックをしても不安であれば、ロックシステムに南京錠を取り付けることもできます。
「pacsafe」と刻まれた黒い部品を横にスライドしてロックした状態にすると、レーンの金具に穴が現れるので、そこに南京錠を取り付けます。
ロックシステムに南京錠を取り付けると、上の写真のようになります。
少し大げさに見えるかもしれませんが、南京錠をしているとスリのターゲットになりにくくなるのでオススメです。
南京錠についてはダイヤル式で4桁のものがオススメです。詳しくはコチラの記事でご紹介しています。
盗難対策機能
Pacsafe VIBE325は、ショルダーストラップの取り外しが可能です。
「ショルダーストラップを取り外す必要なんてあるの?」と思う人もいるかもしれませんね。それがあるんです。
取り外したストラップを椅子やテーブルの脚などに絡ませることで、バッグが盗まれるのを防ぐことができるんですよ。
実際にショルダーストラップを外してみましょう。
まず、ショルダーストラップの下側に黒いツマミのような部品があるので、このツマミをひねってロックを解除します。
次に、ツマミを押し込みながら横へスライドさせると、ショルダーストラップを取り外すことができます。
ツマミを押し込みながら、押し込んでいるのと逆方向にスライドさせるので、慣れないと少し手間取るかもしれません。
取り外したショルダーストラップを椅子や机の脚に引っかけて、バッグに再び装着します。
すると、椅子や机の脚を持ち上げてショルダーストラップを抜き取らない限り、バッグを持ち去ることができなくなります。
このショルダーストラップにも南京錠を取り付ける穴があります。
ホテルの部屋へバッグを置いて外出するときは、部屋にある柱や机に括りつけて南京錠を取り付けておけば、ホテルの従業員に荷物が盗まれるのを防ぐことができます。
高強度の素材使用
海外の窃盗犯の中には、バッグのショルダーストラップをハサミやナイフで切って荷物を持ち去るような人もいます。
そのような犯罪に対抗するため、Pacsafe VIBE325はショルダーストラップにナイロンの5倍の強度の素材を使用しています。
そのうえ、ストラップの中には2本のステンレススチールワイヤーまで埋め込まれています。
A4サイズ対応&タブレットを保護するスリーブを装備
Pacsafe VIBE325には、2つの収納スペースがあります。
背中側のメイン収納スペースはA4サイズに対応しており、13インチまでのノートPCを入れることができます。
ただし、スペース内側のジッパー付きポケットに引き手の金具がついているので、ノートPCの表面を金具で傷つけないように注意しましょう。
10インチまでのタブレットやノートPC(10.1インチのChromebookなど)であれば、クッション性のあるパッドスリーブの中に収納することが可能です。
上の写真は9.7インチのiPadを入れた様子です。撮影のためスリーブから飛び出した状態にしていますが、実際にはスリーブの中にスッポリと収まります。
「るるぶ」や「まっぷる」のような旅行ガイドブックを入れても余裕があります。
また、A4サイズのクリアファイルが入るので、ホテルのバウチャーやEチケットなどの書類を折らずに持ち運ぶことができて便利です。
パッドスリーブの反対側には、RFID SAFEポケットのほか、ジッパー付きのポケットや、財布やペンを収納できる小分けのポケットが備えられています。
ポケットの数が多いと収納に便利なので、地味に嬉しいです。
ジッパー付きのポケットの中には、キークリップが備えられています。
ここにチェーンが付いている財布を括りつければ、だいぶ防犯性が高まりますね。
おきのすけの場合は、キークリップにPacsafeの財布のヒモを括りつけて、ポケットの中にしまって持ち歩いています。
でも、事実なので仕方がありません。Pacsafeの製品を使っていると安心なので、なかなかPacsafe沼から抜け出せないんですよね……。
👉Pacsafeの防犯財布(RFIDsafe V100)のレビューはコチラ
表面側の収納スペースはシンプルな構造になっていて、メッシュのジッパー付きポケットがあるのみです。
メッシュのポケットは中身が見えるので、ここには雑多な小物を入れるのがオススメです。
背面パッドにはEVAフォームという、クッション性の高い素材が使われています。
肩にあたる部分までEVAフォームで覆われているので、長時間使用していても肩が痛くなりにくいです。
表面はメッシュになっていて、暑い日でも汗を逃がしてくれます。
タウンユースに最適なサイズ感
Pacsafe VIBE325の容量は10Lと、街歩きに最適なサイズになっています。
ボディバックはリュックと比べて多くの荷物は入りませんが、お店や電車の中で邪魔になりにくい手軽さが魅力ですね。
おきのすけは海外へ行くと防犯のためにバッグを体の前にかけることが多いのですが、Pacsafe VIBE325は体の前にかけても違和感がありません。
もっとも、Pacsafe VIBE325は防犯性に優れているので、リュックのように背中側にかけても何ら問題はないんですけどね……。
Pacsafe VIBE325はデザインがシンプルなので、流行に左右されにくいのも魅力です。
海外旅行なんて年に何度も行くものではないので、ヘタに流行を追うと「翌年には恥ずかしくて使えない」なんてことにもなりかねません。
リュックは荷物を取り出すときに、一度肩からリュックを下ろさないといけないのが面倒ですよね。
混雑している場所では、中の荷物を取り出したくてもリュックを下ろし辛かったりすることもあります。
その点、Pacsafe VIBE325ならバッグを下ろさずに背中から前にクルっと回すだけで荷物を取り出すことができます。
バッグを前に回したときにジッパーを開けやすいように設計されているので、使い勝手がとても良いです。
治安の悪い国では、リュックを背中から下ろした瞬間にひったくられてしまうこともあります。
Pacsafe VIBE325は体からバッグを離すことなく荷物が取り出せるので、便利なだけでなく防犯の面でも安心ですね。
Pacsafe VIBE325(パックセーフ バイブ325)レビューのまとめ
海外旅行へ行く人への防犯上のアドバイスとして、「旅行客だと思われるとスリのターゲットにされやすいから、周りをキョロキョロしたりせず現地で暮らしている人のように早足で歩こう」というものがあります。
よく見かけるアドバイスですが、このアドバイスを実践するのはかなり難しいです。
初めて訪れる未知なる土地で現地の人のようにサクサク歩くなんて、少なくとも方向音痴のおきのすけには土台無理な話です。
そのうえ、現地の人たちからしたら自分は外国人です。
アジアならまだしも、ヨーロッパやアメリカなど人種の違う国へ行ったら、どう取り繕おうと目についてしまう存在なんですよね。
とすれば、スリのターゲットにされない努力のみならず、ターゲットにされてしまった場合に荷物を盗まれないようにする努力もしなければなりません。
Pacsafeの製品は、スリのターゲットにされてしまった場合に威力を発揮します。
先にご紹介した数々の防犯機能によって、スリから荷物を守ってくれるわけです。
また、Pacsafeの製品は「スリのターゲットにされたとしても、荷物を盗まれることはない」という安心感をもたらしてくれます。
おきのすけはPacsafeの製品に、この安心感を一番求めています。
ひとまず、以上!
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