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【スパイダーバース】オッサンは映画「スパイダーマン:スパイダーバース」を観るべし!(ネタバレなし)

スパイダーマン:スパイダーバース

はい。おきのすけです。

みなさん、映画は好きですか~。

今回は、先日たまたまフラっと映画館へ入って観た映画が超絶おもしろかったので、みなさんへご紹介したいと思います。

映画のタイトルは「スパイダーマン:スパイダーバース」です。

正直に言うとヒマつぶしのために観た映画なのですが、人生観が変わるんじゃないかって思うくらいに衝撃を受けました

おきのすけと同じようなくたびれたオッサンに、ぜひ見ていただきたい映画です!

「スパイダーマン:スパイダーバース」とは

スパイダーバースって、どんな映画?

スパイダーマン:スパイダーバース」は、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが作成したCGアニメ映画です。

第91回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞し、「スパイダーマン映画の最高傑作」との呼び声が高い作品です。

公開:2019年3月8日(金)
監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン
日本語吹替:小野賢章、宮野真守、悠木碧ほか
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト:spider-verse.jp
公式Twitter:https://twitter.com/SpiderVerseJP/

スパイダーバースのあらすじ

闇社会に君臨するキングピンが時空をゆがめたことにより、異なる次元にいたスパイダーマンたちが導かれて一堂に会することとなった。

はたして少年マイルスは、新たなスパイダーマンとなって世界を救うことができるのか。

はい。これだけ覚えて映画館へ向かいましょう

こんなに短いあらすじだと、映画の面白さが全く伝わらないかもしれませんね。

でも、それでいいんです。

「スパイダーマン:スパイダーバース」は、あらすじを知らずに見たほうが楽しむことができると思います。

なので、これ以上は書きません。

「異次元」というのがポイントになるので、それだけは覚えておきましょう。

アニメが苦手な人にぜひ観てほしい

アニメ映画に抵抗があるという人は、けっこう多いのではないでしょうか。

おきのすけもその1人です。

アニメ映画を観ていると「大の大人がアニメかよ」って気恥ずかしくなってしまって、なんとなく映画に入り込むことができないんですよね。

そのため、アニメ映画はせいぜいジブリとディズニー・ピクサーの話題作くらいしか観ません。

実は「スパイダーマン:スパイダーバース」も、実写の映画だと勘違いして観に行きました

映画が始まってからアニメ映画だということに気づいて、「うわ、アニメだったのか~。マジ失敗した。しかも主人公がガキだし。つまらなさそうだから帰ろうかな」と超ガッカリ……。

レイトショーだったので「まあ、1300円の失敗で済んだのが不幸中の幸いかな」なんて思って観ていました。

それが1時間も経たないうちに、「うお~、この映画すげー。マジで観に来てよかった。こんな素晴らしい映画と出会わせてくれて、神様ありがとう!」に変わっていました。

おきのすけは無宗教ですが、ホント神様に感謝したい気持ちになりました。

それくらいにスゴイ映画です。

アニメ映画が苦手な人も、毛嫌いせずに1度観てみてください

絶対に「こんな映画、観て損した~」とは思わないはずですから。

スパイダーマンを知らなくても楽しめる

「スパイダーマン:スパイダーバース」は、スパイダーマンのことを全く知らなくても楽しむことができます

おきのすけは、スパイダーマンのアニメや映画などは1度も見たことがありません。

もちろんスパイダーマンという全身タイツのクモ男のキャラクターは知っていましたが、それ以上のことは何も知りませんでした。

それでも超絶楽しむことができたので、はじめてスパイダーマンの映画を観る人でも心配は無用です。

スパイダーマン:スパイダーバースの見どころ

スパイダーバースは映像が超クール

「スパイダーマン:スパイダーバース」は映像がハンパないです。ほんと度肝を抜かれました。

画面の構成や色使いがクールかつハイセンスで、とにかくカッコいい。全身タイツなのに。

すっかり時代について行けなくなったオッサンには、カルチャーショックと言ってもよいくらいのカッコよさでした。

カメラワークのテンポの良さも爽快で、映像を観ていてとっても気持ちがいいです。

そのうえエッジの効いた音楽まで流れるので、映画を観ている自分までカッコよくなったと思ってしまうくらいですよ。

映画館を出てからトイレで鏡を見たら、いつもの冴えないオッサンが映っていましたが……。

笑いのセンスが抜群

「スパイダーマン:スパイダーバース」は、少年の成長物語という昔からある王道のストーリーです。

そんな使い古されたストーリーを最後まで飽きることなく観ることができる大きな理由の1つは、秀逸な笑いのセンスにあると思います。

アメリカの映画ということもありアメリカンジョークが主体となっていますが、日本人の感覚でも文句なく笑えます。

笑いのセンスが非常に高いので、笑うのを通り越して関心すらしてしまうくらいです。

脚本のセリフ回しのセンスが素晴らしいというのもあるのですが、その脚本のセンスを的確に表現できている吹き替え版の声優陣の力量も大きいですね。

少年が主人公の映画ですが、笑いの質は大人向けです。

おっさんでも十二分に楽しむことができますよ。

発想と勇気に感動

「スパイダーマン:スパイダーバース」の見どころの1つとして、作画がバラバラなキャラクターが共存しているシーンがあります。

具体的には、CGで描かれたキャラクターと、手書きアニメ風のキャラクターが同じ画面に出てきたりします。

普通に考えれば作画の全く異なるキャラクターを同じ画面に出してしまったら、世界観が崩壊しそうなものです。

たとえば、「北斗の拳」の中に「ちびまる子ちゃん」が出てきたら、なんか違和感がありますよね。

この映画は、それを軽々とやってのけています。

しかも、ただ面白いからやっているというわけではなく、各キャラクターが異次元の世界から集まったということを効果的に表わす手法として使われています。

その発想と勇気に感動して、いい歳したオッサンなのに泣きそうになりましたよ。

いや~、制作陣の方々、カッコいいなぁ~。

吹き替え版がおすすめ

「スパイダーマン:スパイダーバース」は、画面上の情報量がとても多いです。マンガの吹き出しとかも出てきます。

そのため、字幕版よりも吹き替え版のほうが映画に集中できると思います。

とてつもない映像美が繰り広げられるので、字幕を追っているうちに映像を見逃してしまうのは非常にもったいないです。

吹き替えている声優さんたちは実力派ぞろいで、ヘタなタレントなどは使っていないため、吹き替え版でも全く違和感なく映画を楽しむことができます

この映画の衝撃的な映像美を堪能するたにも、普段は字幕派という方も吹き替え版で楽しんでみてはいかがでしょうか。

オッサンは「スパイダーマン:スパイダーバース」を観るべし!

「スパイダーマン:スパイダーバース」は、約2時間(117分)の上映時間とは思えないほどの濃密な内容です。

よくこれだけの内容を2時間に収めたものだと感心します。

映画を観ている最中に「終わってほしくないな~」と思った映画は久しぶりです。

とにかく時代の最先端の感性を味わうことができるので、オッサンは「スパイダーマン:スパイダーバース」を観て、枯れた感性に潤いを与えることをオススメします

おきのすけが子供の頃にこの映画を観ていたら、「アニメのクリエイターになりたい!」って思ったかもしれません。それぐらい無性にカッコいい。

美麗な映像と尖った音楽を堪能するためにも、ぜひ映画館でご覧ください。

ひとまず、以上。運命を受け入れろ!

ひとまずコメント
エンドロールを眺めながら、「こんなにも数多くの人が関わって、よくこれだけのセンスの塊のような作品が生まれたものだ」とあらためて感じました。

「自分が生きている間に、これだけ人を感動させる仕事ができるだろうか」と考えたら、ちょっと落ち込んでしまいましたね。

映画を観ながら、見せつけられたセンスに感動すると同時に、くやしい思いも抱く。「自分も負けないように頑張ろう」と思わせてくれる映画でした。

っていうか、「オッサン、お前は一体何を目指しているんだ」って感じですが……。

映画の製作に関わられた皆様、こんなに素晴らしい映画を作ってくださって、本当にありがとうございました。

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