はい。おきのすけです。
みなさん、筋トレしてますか~。
先日はアジャスタブルダンベルのフレックスベルをご紹介しましたが、他にもおきのすけが必需品としている筋トレグッズがあります。
それは「パワーグリップ」です。
背中の筋トレをしているとき、鍛えたい筋肉よりも先に握力の限界が来てしまい、動作を続けられなくなってしまったことはないでしょうか。
パワーグリップを使用すると、鍛えるターゲットの筋肉よりも握力が先に限界に達してしまうのを防ぐことができます。
パワーグリップが握力を補助してくれるので、ターゲットの筋肉を徹底的に追い込むことができるようになるんです。
筋トレはオールアウト(筋肉を限界まで追い込むこと)してナンボですから、その効果はとても大きなものになります。
おきのすけはパワーグリップを使うようになってから、体が一回り大きくなりました。
今回はそんなオススメグッズのパワーグリップを、おきのすけが愛用しているゴールドジムの「パワーグリッププロ」を使ってご紹介します。
パワーグリップを使用したことがない方のご参考になれば幸いです。
パワーグリップとは
パワーグリップは主に背中の筋トレのようなプル系の種目(引く動作:デッドリフトなど)で、握力の低下を防ぐために使用する筋トレグッズです。
もっとも、プッシュ系の種目(押す動作:ベンチプレスなど)で使用しても、滑り止めや手のひらを保護するなどの効果を得ることができます。
おきのすけはプル系・プッシュ系にこだわらず、多くの種目でパワーグリップを活用しています。
もしかしたら「こんなの筋トレの上級者が使うものなんじゃないの?」って思う人もいるかもしれませんが、むしろパワーグリップは筋トレ初心者の人にオススメしたいグッズです。
筋トレ初心者の人は前腕の筋肉があまり発達していないため、筋トレの途中で握力がなくなってしまい、鍛えたい筋肉に十分な刺激を与えられないことがあると思います。
パワーグリップを使用すると握力の低下を防ぐことができるので、筋トレ初心者でも鍛えたい筋肉にガッツリ刺激を与えることができるようになるんです。
また、筋トレでは使っている筋肉を意識しながら動作することが非常に重要なのですが、初心者のうちは背中の筋肉を使うという感覚がつかみにくいものです。
例えば、ワンハンドダンベルローイングをする場合、初心者は背中の筋肉を使うという感覚が分からず、腕の力でダンベルを挙げてしまいがちです。
パワーグリップを使用すると腕の力をそれほど使わなくてもダンベルを持ち上げることができるため、腕の筋肉の稼働を必要最小限に抑えられるようになり、背中の筋肉でダンベルを挙げるという感覚がつかみやすくなるんです。
筋トレ初心者のみならず、長らく筋トレをしているけれどパワーグリップは使ったことがないという人にも、一度使ってみることをオススメします。今までのトレーニングよりも背中に効かせることができるようになると思います。
パワーグリップの使い方
使い方は簡単で、ベロの部分が手のひらの側にくるようにして手首に巻くだけです。手首のバンド部分はマジックテープになっており、簡単に着脱することができます。
おきのすけは手のひらに尋常じゃなく汗をかく体質のため、筋トレをするときは軍手の上にパワーグリップを巻いて使用しています。ちょっと格好悪いですが、お気になさらず……。
もちろん、パワーグリップは素手でも着用可能です。というか、通常は素手に巻いて使用するものです。
デッドリフトのようなプル系の種目をするときは、手のひらとパワーグリップのベロの間にダンベルのシャフトを挟み込んで使用します。
すると、パワーグリップのベロがダンベルのシャフトを固定してくれるので、ほとんど握力を使わずにダンベルを握ることができます。
ベンチプレスのようなプッシュ系の種目をするときは、手のひらにベロをつけてダンベルのシャフトを握ります。
こうするとシャフトが滑らずグリップが安定します。手のひらも痛くなりません。
パワーグリップを使用した感想
購入当初はベロの部分の革が硬かったのですが、2年ほど使用したらだいぶ柔らかくなりました。ベロの革がダンベルのシャフトに吸い付くような感じになっています。
いまのところ壊れたりなどの不具合も出ていません。マジックテープのところに軍手の糸が絡まっているくらいです。普通は素手で使用するものなので、これはおきのすけの使い方が悪いだけですね……。
おきのすけが筋トレを始めた当初は、パワーグリップを使用していませんでした。使用するようになったのは2年前くらいからです。
筋トレがマンネリ化しつつあった時期に、変化を求めてなんとなくパワーグリップを使ってみたのですが、使った瞬間に「もっと早く使ってみればよかった~」と激しく後悔しました。
それまでとは背中の筋肉への刺激の入り方が全く異なっていたからです。「今までしていたトレーニングはぜんぜん効いていなかったんだな……」とショックを受けるくらいでした。
特にワンハンドダンベルローイングでは、腕の筋肉に頼って背中の筋肉を使っていなかったことを痛感しました。
長らく筋トレをしてきましたが、恥ずかしながらパワーグリップを使うまでは背筋をうまく使えていなかったんです。
パワーグリップを使い始めてからは背中の筋肉を十分に追い込むことができるようになったためか、だいぶ背中に厚みが出てきました。
パワーグリップのサイズ感
サイズは3種類あり、Sが約16cm、Mが約18cm、Lが約21cmとなっています。
おきのすけは手首周りが16センチですが、Mサイズを使用しています。なぜなら軍手を使いたいからです😅。
軍手をした状態でジャストフィットなので、おきのすけのように軍手を併用したい人はワンサイズ大きなものを購入するとよいと思います(あまりいないかもしれませんが……)。
手首周り16センチの人が素手で使用するのであれば、Mサイズでは大きいです。素直にSサイズを選びましょう。
サイズが合わなかった場合でも、手首のベルトの締め具合で調節は可能です。
ただサイズが大きかった場合は、ベルトをキツく締めるときに手首を保護するパッドが邪魔をして、なかなかうまく締め付けることができません。
そのためサイズ選びで迷ったら、小さいほうのサイズにしておいたほうが失敗しないと思います。
女性の場合はSサイズを選んでおくのが無難ですね。
パワーグリップのまとめ
おきのすけとしては「背中の筋トレでパワーグリップを使っていないのは損をしている!」 と声高に叫びたいくらいに必須の筋トレグッズだと思っています。
おきのすけの「買ってよかった筋トレグッズランキング」の中では1、2を争うものです。
興味のある人はダマされたと思ってぜひ一度試してみてください。もちろん、ダマすつもりは毛頭ありませんが……。
パワーグリップがあなたの背中をひと回り大きくしてくれるかもしれませんよ。
ひとまず、以上!
ベントオーバーローイング、ワンハンドダンベルローイング、チンニング、デッドリフトなんかをメニューに組み込んでいる人は、一度試してみる価値があると思います!
……って、自重でトレーニングをしている人以外は、ほとんどの人が当てはまってしまうかもしれませんが😅。